将来の夢〜これからのこと編〜

みなさん夢はありますか?
別に無くて悪いと言うことではないです!

それぞれの人生だから。
それぞれに平等に与えられた時間があって、僕らはそれをどう消費するかの選択肢がある。

夢というのは、僕の中での定義は
何かに向かって夢中になれている時間
のことを指す。
叶えたか、叶えてないか、はそれは大事だけど、
実は叶えてみたら、そのあとある一定期間を過ぎるとどこか虚しいような、寂しいような。
そんな気持ちになる人は、実は少なくないんじゃないかと思う。

僕が尊敬する、とある有名人がいる。
その人の言葉が忘れられないのだけれど、
『夢はいっぱい叶った。やりたいことは全て出来て、大きな家に住んで、キレイな女の人を抱けて、好きな車に乗って、美味しいもの食べて。
でも、それと同時に失ったものがある。
夢だ。みんなはそれ持ってる。
それはみんなに勝てない。
僕は、20歳の若い人と人生入れ替われるなら全財産投げても良い。交換してもらいたい。
残念ながら、涙出てくるけどそれだけは負けている』

いつのまにか僕も35歳になっていた。
夢とかいうと、笑う人もいるかもしれない。
人生って何だろう。幸せって何だろう。

僕なりに、35年間生きてきて出した、
一つの結論。

それは、

未来に向かって今があるのではなくて、

今の積み重ねで未来がある。

ということ。

未来なんて、誰にもわからない。
10年後どうなってたいか、明確な目標はあるのか!
とか言う人いるけど、
あなた未来見えるんですか?っていつも思う。

過去の経験してきたことは、
その人の血となり肉となり、
知識やスキルや人間性が構築されている。
何もかも、無駄じゃない。

いまの世の中の流れを予測していくと、
肩書きだけで会社にしがみついている人間はいらなくなるでしょう。

今、僕は仕事内容や年収やライフスタイルに大きな不満はない。
自分が全部選択してきたものたち。

僕の、いまの夢。

それは、

かっこいい大人になる

こと。

僕の中のかっこいい大人、それは
・大切な人たちに愛されていること
・毎日楽しそうに生きていること
・見た目もカッコいいこと
・社会に必要とされる価値があること

これらを紐解くと

・大切な人たちを大切にする、与える精神を常に意識する

・やりたいこと、好きなことに打ち込み、それが仕事にどう繋がっていくか、人生をデザインする
点と点を繋ぎ、線で考える

・周囲に対する自身の見た目への配慮をする

・社会に必要とされる、市場価値を分析する
インプットとアウトプット、質と量と選択。

去年からソムリエ試験を勉強中だけど、
その過程で多くの気付きや自分のプラスとなることがわかってきた。
まず、勉強が上手くなった。小学校の頃、社会の地理や歴史は大の苦手だった。

ソムリエ試験は僕の中で、勉強の方法を学んだというのが自分の中でとても大きい。
自分の子ども時代に教えてあげたい。
は、まあ無理だけど研修講師をしてるので仕事にも繋がる。
お酒も強くなってきた。
前は全く飲めなかった。ワインなんてサングリアに入ってる30mlでも飲んだだけでフラフラだったのが、
今は3杯くらいまでなら調子良ければイケる。
それにより、大嫌いだった飲み会が嫌じゃ無くなってきた。
立場が少しずつ上がっていくと、当然付き合いみたいなのも出てくる。これは大きな収穫だ。
リアルに、イタリア研修のときにとある会社の会長とご一緒したときはワインを少し知っていて本当に良かったと思った。
家でのワインの晩酌も毎日の楽しみの一つとなった。
そして、素敵なワイン仲間が出来た。
ワインというものがこれまでの長い歴史や人を繋いできたのも頷ける。

ワインというもの1本に人生を捧げる人を尊敬するし、憧れもするけど、自分の人生のデザインには当てはまらない。
さらに、ソムリエだったらそう目指すべきだ、みたいな考え方の人とは合わない。
自分にとってワインとは、大切な人生の一部。でしかない。
大切な人達を失ってまで没頭することは自分には考えられない。

20年前の自分に言ってやりたい。
楽しい幸せな人生が待ってるぞ、って。
10年前の自分に言ってやりたい。
お前は間違ってないぞ、って。

何者でもなく、
普通の一般人の僕が何を偉そうにも出来ないけれど、今が人生で1番幸せと胸を張って言える。

この先も、そんな自分でありたいと思います。

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