フィールドレコーダーのUSB端子を交換修理する。
毎回の事ながらここで示す分解・修理記事はすべて自己責任です。特に冬場は静電気で電子部品が破損しやすいので心得がない人はいじらないのが吉です。(かつて自分もたくさん壊しました(涙))
ここ何年も同人ラジオ番組の収録に使用しているTASCAMのDR60D mkⅡのUSB端子が壊れてしまった。このレコーダーは4ch同時に録音出来るのでマイクを4本使っての収録に重宝している。ニッケル水素充電池の容量等に不安があり、基本収録中はここにモバイルバッテリーを付けて使ってたが刺さるには刺さるが端子の中が割れたのか引っ掛かりが無くなってしまいすぐUSBケーブルが抜ける様になってしまった。とは言え更に録音機を購入するのは懐が痛むばかりなのでUSB端子を交換して直るならと、端子を交換してみた。
DR60D mkⅡは分解すると解るが4枚3層で基板が組み立ててあり、ドライバーで外していく。写真を見れば解るがこのUSB端子は表面実装なので表面実装部品用取り外しハンダを使用して取り外す。
今ならUSBといえばUSB TypeCだが、TASCAMは割と最近までmini-USB B端子を採用していた。なのでmini-USB B端子を秋月電子で購入し、交換するものと見比べるとデザインが一緒だったので基板パターンの加工はしなくて大丈夫だ。
端子を基板に仮固定してからハンダ付けした。ハンダ付けしてから組み立てて動作チェックする。
最初、電源が入らず、壊したか?と焦ったが、電池のコネクターがちゃんと刺さっていなかっただけだった。これで使ってみようと思う。