5ヶ月ぶりの登校
5年生の半分程休んでしまい、
6年生から復帰。
当時は、5、6年は同じ担任、同じクラスメイトということで
6年生になっても環境は変わらなくて
気持ち的に安心できた。
勉強はなかなかついていけなくて、
入院中もなんだか先生が来てくれて勉強を教えてくれたけど、
もともと頭は良くなくて、
少しでも取り返せるよう頑張った。
学校に行き始め、
行ったら行ったで大変なことたくさん。
体育はもちろん見学。
トイレも我慢する力が弱くて、
授業中でも構わずいかせてもらったり。
クラスの近くのトイレは様式がないので、反対側のトイレまで行かなくてはいけないとか、大変な思いをしていた。
クラス内でいじめるような人はいなかったけれど、
他のクラスのいじめっ子が、
休み時間になると、わざわざやってきて
歩き方の真似や悪口を堂々と言ってくるような人もいた。
そんな思いは今でも覚えているけど、
卒業までのことはあまり詳しく覚えていない。
障害者になっても、
仲良くしてくれる友達はいた。
だから、頑張って学校に行くことができたし、
楽しく過ごせた。
年に一度ある、学芸発表会では
楽器演奏。
私は鍵盤ハーモニカを弾いた。
みんなは立って、ホースではなく直接口につけるやつをつけて立てて演奏していたけれど、私にそれはできなかったので、
座ってホースをつけて演奏させてもらった。
それでも、みんなと同じように参加させてもらえるのが嬉しかった。
そんなこんなで無事に小学校も卒業して
みんなと同じ中学に入学した。
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