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今年のつばめ


今年も、つばめが本社玄関前に巣を作った。
例年通り卵を産み、子育てをしてまず第1弾、5羽の子つばめが巣立った。

その後、その空の巣にすずめが入り込んだ。そして、その元つばめの巣をわらで改造して、そこで卵を産み子育てを始めたのだ。私は、河崎家に嫁いで40年以上になるが、つばめの巣ですずめが子育てをするのは初めて見た。

そうこうしているうちに、子すずめも日に日に大きくなっていった。ある日この子すずめが、どういうわけかⅠ羽巣から落ちてしまった。落ちた子は、だいぶん大きくなって巣立ち直前だ。そこで、丼にティッシュを敷きその上に子すずめをのせておいた。

翌日には、丼からいなくなったいたので、巣立ったのだろう。落ちた子どもにも親がエサを運んでいた。
(続く)