本場の熊本ラーメンを食べ歩きした話(その1)

みち丸のラーメン（埼玉県加須市）

　埼玉県加須市で食べた熊本ラーメンみち丸の一杯が衝撃的に旨くて忘れられず、熊本ラーメン情報収集をすべく日本橋銀座にある熊本県アンテナショップに足を運んだ。

銀座熊本館

熊本の有名店ラーメンが買える

本当にとんこつラーメンしかない

2階レストランにて

南関あげ丼

だご汁

　これと言って熊本ラーメンに関するパンフレットは見当たらなかった。しかし収穫もある。ここでは南関あげ（なんかん）という乾燥させた油揚げを使った料理やだご汁などの郷土料理を2階のレストランフロアで食べることができ、くまモングッズも購入することができた。

いきなり団子

　そして新感覚だったのが熊本名物いきなり団子
の存在だ。一階の土産物コーナーではこれを蒸し器で温めたものが販売されており、試しにひとつ買って食べてみたところ美味さに驚いた。
あんこと焼き芋のハイブリッドみたいな和菓子で腹持ちも良さそうだ。

　そしてその翌週には宿泊の予約と飛行機のチケットを取って、成田空港に向かった。
ここからは写真と共に箇条書きで進めていく。

成田第3ターミナル　ジェットスター
朝8時の便で2時間もしないうちに熊本だ

熊本空港の土産物

熊本県メーカーのちくわを購入

むちむちで大変旨い

チーズイン版もすばらしい

熊本空港は2023年3月半ばまで工事中
プレハブだらけで空港には見えなかった
ここから普通ならタクシーや路線バスで熊本中心街
へ向かうのが普通だが、自分はランニングで
熊本市内をラーメン食べ歩きしながら目指す

熊本市へ向かう途中に
お弁当のヒライへ立ち寄る
熊本発祥のお弁当店であり、コンビニ的な使い方
もされている地元民に愛されるチェーン店

これが噂のヒライ発案　熊本ソウルフードの
ひとつサラダちくわだ

一本がずっしり大きい
これで150円しないくらい

クリーミーで甘口なポテトサラダ
ぷりぷりのちくわと相性抜群

おやつにマンハッタンを購入
これも九州エリアでしか食べることができない
九州のソウルフードといって過言でない
菓子パンの王様である

火の店文龍　総本店
平日にも関わらず行列がすごい
熊本県内でも屈指の人気店だ

とんこつラーメン（ふつう）

辛子高菜と紅生姜はセルフで
盛り放題のようだ

博多とんこつのようなとんこつ臭が
するようで、麺は細くなく中太ストレートだ
加水率も低く、ぷつぷつとした歯応えが
心地よい

レンゲにデフォルトで乗っている赤い味噌玉
を溶かすと一気に辛味が増す
味の方は博多とんこつをもっと
こってりめに味付けしたパンチ力だった
再訪する機会があれば次は人気の
こってりラーメンで真のこってりを
味わってみたい

龍の家　益城インター店

2種類のスープから選べる
今回はこく味をチョイス

こく味ラーメン
とんこつ＋味噌という初めて
体験するスープだ

これは旨いっ！！
背脂もたっぷり浮いていて
スープも冷めづらいのは嬉しい

博多ラーメンのような細麺タイプ
まるで素麺のような極細タイプで
低加水のパツパツタイプだ

むさし本舗　益城インター店
龍の家からほど近く、そろそろ甘いものが
欲しくなって訪れたのは
いきなり団子専門店だ

こしあん　つぶあん　しろあん
当日製造のまだ人肌くらいに
温かいものを提供していただいた

つぶあん
薄皮の中にはしっとりした
舌触りのあんこと、ホクホクした
さつまいもが合体している
これがなんとも言えない旨さだ

しろあん
白いのはインゲン豆だろうか
こちらもマイルドな甘さでおいしい

こしあん
丁寧に下ごしらえされた
なめらかこしあんもおいしい

　というわけで熊本空港から10kmほど西に向かって走りながらラーメン2軒といきなり団子1軒を味わうことが出来た。初日の食べ走りはまだまだ続くが、一旦ここで日記を区切りたいと思う。