見出し画像

汗臭くなったスポーツウェアの洗濯方法(主観的な検証)

脈絡もなく暴露しますが、私は家事が苦手です。
料理を筆頭に(栄養士やんけ…)、掃除、片付け、皿洗い、ゴミ出し…。仕事になると不思議とやれるし、どちらかというと小うるさい感じになるんですけどね。特に皿洗いに関しては、バイト時代にキッチンスタッフから「遅い!」と怒られてましたが、ホールスタッフからは「ごっちんの時は皿が綺麗だから助かる!」と感謝されているほどでした。(早くて綺麗が一番いいんでしょうけど)

そんなことはさておき、今回は家事の中でも唯一「好きだ!」と胸を張って言える洗濯について書こうと思います。
書こうと思ったきっかけはこちらの記事。

『センタクカイギ』?何それ…絶対おもしろいやんけ!一人暮らしを始めてからというもの、服が大好きな私は理想の洗濯を追い求めて、手を替え品を替え試してきました。

洗剤や柔軟剤に対してのこだわりは、
①香りがきつくない(残らない)
②ふわっとした仕上がり
③部屋干ししても変なにおいにならない

洗い方や干し方に対してのこだわりは、
④裏返す
⑤タオル以外ネットに入れる
⑥台所周りの洗濯時には靴下や下着を一緒にしない
⑦干すときはしっかり『バサバサ』やる
⑧空気に触れやすいよう、長さや厚さがことなるものをミックスさせて干す(ただし、カテゴリは揃える)

ざっと挙げるとこんな感じです。
特に私は花粉症なのと、帰宅時間が読めないことから部屋干し派です。洗濯に慣れていない頃は、あの生乾きの何とも言えないにおいをどうすることもできなかったのですが、試行錯誤を重ねた結果、部屋干し臭だけでなく、汗臭くなってしまって捨てるか迷っていたお気に入りのスポーツウェアのにおい取りにも成功することができました!(主観ですよ)
苦労の末にたどり着いた洗濯方法を、頼まれてもないのに教えちゃいます。(聞いてほしい)

1.洗剤選び

『部屋干し用』『繊維の奥の汚れに届く!』『白さを楽しむ』うんたらかんたら…。色々試しました。
けれど、そのほとんどが香りがきつく、着ていると吐きそうになってくる。その上、香りでマスキングしているだけで、根本的な汚れが取れてないんじゃないか?と思わせる部屋干し臭。泣きそう。
洗剤だけでは無理なのか?と、重曹や酸素系漂白剤なども試してみました。合わせ技は効果的だったようで、白さ、部屋干し臭ともに○。けれど、汗臭さがどうにも取れない。

「洗濯 汗臭さ 取る 洗剤 無臭」みたいな感じで検索して見つけたのが『ミヨシの粉石けん』。

画像1

これがドンピシャでした!ほとんど残らないほのかな香りと洗浄力。部屋干し臭もしないし、汗臭さは4回ぐらいの洗濯で取れました。(汗臭さは1回ではなかなか取れませんでした。)
合わせ技は酸素系漂白剤よりも重曹のほうが効果がありました。(主観です)
ただし、アルカリ性の洗浄剤は生地を傷める原因になるので、私の「服を大切に洗いたい」という観点からは少しずれてしまうのが難点。

画像2

重曹は洗濯だけでなく、掃除や料理にも使える万能選手。換気扇やコンロの油汚れにキッチンペーパーを乗せて、重曹スプレーをべちゃべちゃに吹きかけてしばらく置くと、するんっと汚れが取れます。
あとは、メイク用のパフやスポンジを洗う前にシュシュっと吹きかけておくと、汚れ落ちが早いです。
お菓子づくりに使うときは、量が多いと苦みが出るのでご注意を。

2.洗濯機に衣類を入れる前に

ここが大事なポイント。
脱いだ衣類は直接洗濯機に入れない。入浴後の濡れたタオルは必ず干す。これを怠るとカビが生えます。一人暮らしを始めたばかりの頃は、これを知らなかったためにカビタオルを量産しました…。

次に、何も入っていない洗濯機に注水しながら重曹と粉石けんを投入。私が使用している洗濯機は20年ぐらい前の古いものなので、水量は自分で調整できるのですが、このとき「少」を選びます。注水が止まったら洗濯槽が回り、洗剤が泡立ちます。ここも大事なポイントですね~。冬は粉石けんの溶け残りを防ぐためにお湯をい入れています。

衣類を投入する前に、汚れのひどい部位は重曹スプレーをしておくか、固形石けんで予洗いしておきます。(固形石けんは現在『白雪の詩』というものを使っています。)

3.衣類投入

衣類は汚れのひどい順に入れていきます。裏返したりネットに入れたりするのはお好みで。私は服が傷むのが嫌なので裏返してネットに入れています。靴下をネットに入れると、片っぽが迷子になるのを防いでくれます。
時間のないときは無理ですが、衣類が水の中を無抵抗にぐるぐる回っているのを眺めるのが好きです。たまに水が跳ねて顔にかかることもありますが、それも観察の醍醐味です。そろそろお気づきでしょうか…私、気持ち悪いですね笑

4.柔軟剤の代わりにクエン酸

我が家の全自動洗濯機はすすぎが2回あるのですが、2回目のすすぎの際にクエン酸を投入します。全自動の時代に残り時間を気にしながらわざわざ蓋を開けて。以前はクエン酸水を作って柔軟剤投入口に入れてたんですが、作るのが面倒になっちゃって…。

画像4

何でクエン酸なのかって?答えは簡単。柔軟剤のきついにおいに耐えられないから。そして、石けんはアルカリ性なので、リンスしないとごわごわな仕上がりになるため、酸性のクエン酸を入れて中和しています。酢でもレモン汁でもOKです。
以前はクエン酸とグリセリン、精油で手作り柔軟剤を作っていたのですが、手間と費用がかかるのと、香りが残らなすぎたのでやめました。

5.干し方

洗濯終了の合図とともに、すぐに取り出すのがベストです。さらに、脱水でぎゅっと固まってしまった衣類をほぐすように取り出すと尚更GOOD。
干す順番にはあまりこだわりはないのですが、強いて言うなら大物からいくかな。

とにかくタオル。タオルだけはしっかりバサバサして繊維を立てるようにします。さすがに乾燥機には勝てませんが、5年以上使っているタオルもこれでふんわりします。Tシャツなども軽くバサバサしてしわを伸ばすように干します。我が家にはアイロンが無いため(衝撃!)、上手に干さないとしわが目立ちますからね。

そして、空気にたくさん触れて乾きやすいよう、段違い平行棒のように干していきます。

画像3

(生活感丸出しで恥ずかしい…布巾がボロボロだ…)

6.私のお気に入りウェア

ちょっと昔のデザインが好きです。なので、古着屋さんで購入することも。メンズの小さいサイズかキッズの140~160を着用しています。

画像5

10年以上前に古着屋さんで買ったアディダスのストライプロンT。美しい青と首もとのデザインがお気に入りポイント。着すぎて右胸のロゴは消えてるし、生地も薄くなってるし、裾は縫い目がほどけてビロビロですが、スポーツウェアなのに綺麗めに見えるので重宝しています。
最近は、ピタピタのアンダーウェアに半袖を合わせるの主流らしく、ほとんどロンTを作ってないんだとか(お店の人に聞いた)。悲しいです。

画像6

専門学校の恩師にもらった、20年もののプーマの半袖Tシャツ。ジュビロ磐田!って感じのデザインがお気に入りです。一時期、洗濯と保管に失敗して、白い部分がピンク色になってしまったのですが、固形石けんでの手洗いを繰り返し、今や真っ白になっています。

画像7

スポーツショップで働いていた友達が退職するときにくれた2002年日韓W杯のときのイングランド代表のユニフォームレプリカ。こんなにシンプルでクールなデザインありますか??この時代、アンブロ自体がそんなに普及してなかったように記憶しています。だからこそ、余計にかっこよかった。

見てもらうとわかる通り、サッカーウェアばかりです。好きなんですよ…サッカーウェアが。自身はバスケをしていたけれど、いまいちバスケファッションは似合わなかったし、そんなに好きでもない。ほどよくオシャレで自分にも似合うものを探していたら行き着いたのがサッカーウェアだったと。

こんな感じで、お気に入りウェアを長く着ようと思ったら、汚れをしっかり落として、丁寧に洗うことを心がけないといけないわけです。
乾いてると大丈夫なのに、汗をかくとム~ンと立ち上ってくるにおいが気になるあなた。
お気に入りを捨ててしまう前に、ちょこっとだけ洗濯を工夫してみませんか?そして、洗濯について語り合いましょう!!(ちなみにたたむのは苦手です。)


記事がお役に立ててたら嬉しいです(^o^) いただいたサポートはイベント開催時の会場費にあてたいと思います!