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【レビュー】プレミアリーグ 第21節 リバプール×チェルシー


両者ともにチャンスはあったがスコアレス。

■スタメン/サブ/レフェリー


サラーを右に置くためにエリオットがある種犠牲になった感じか。
 ファビーニョは今後バイチェティッチと併用でこれまでの勤続疲労を解消してほしい。


【審判】
Referee: Michael Oliver
VAR: John Brooks

■キックオフと最初15分 奇襲?

チェルシーボールでキックオフ。
後ろに下げてからハバーツvsミルナーめがけてロングボールを送り込むが、ヒットせず。本来CFのハバーツだが身長差を狙う意図か。

■前半

「バイチェティッチ」は野村さんより林さんの方がスムーズに言えている印象。
リバプールのFW3枚+IHの中央封鎖が機能していたが、それでも両サイドを起点に、チェルシーのほうが決定機を多く作っていた。頻繁に両シャドーが裏を狙ったりサイドに位置取ることにより、守備のフォローがなければ1vs2になる状況で、WBにアタックするべきか、背後をケアするべきか、ミルナーとロバートソンに難しい判断を迫っていた。林さんも指摘していたが、ホールがアーセナルのジンチェンコのように攻撃時はボランチぎみ、守備時はSBという役割になっていて、18歳でこんなタスクまかせられるのかと敵ながら感心。

ガクポ、チャンスにからめているところまではいいが、シュートをふかす場面が多かった。あとはシュート。ん?どっかで聞いた覚えが・・

各ラインの攻防

  • DF 
    攻:ロバートソンが内と外を使い分けながらかなり積極的に攻め上がる。
    守:ボールの反対サイドのWB常にフリーのため、素早いスライド守備が重要。SBのポジションまで引いたシエシュに対し、ロバートソンがつききれず、フリーで持たれる場面も。

  • MF
    攻:バイチェティッチがマウントにマンマークぎみにされているのでチアゴがいつものように降りてビルドアップをサポート。
    守:ケイタとチアゴがビッタリはつかないものの自分の視野に入れた状態でホールとジョルジーニョをそれぞれマーク。加えて背後のマウントとギャラガーに入ったらプレスバックでボール奪取するハードなタスク。

  • FW 
    攻:サラーが3バックの泣き所、WBとCBの間を突きチャンスメイク。
    守:守備はチェルシーの3バックにFW3枚を当ててコースを塞ぐ。前述のMFの守りと合わせて中央封鎖を実施するリバプール。

■後半

55分のムドリク投入後、攻撃時3-4-3からククレジャを下げる4-3-3へ変更。チェルシーのビルドアップが円滑になり、ムドリク自身も投入10分でエリア内突破とミルナーイエロー誘発で見せ場を作った。早めに対戦しておいてよかったかもしれない。

対するリバプールのビルドアップは頼みのチアゴのミスが珍しく多かった。
最近はリーグ戦はほぼ出ずっぱりなので、少し休みを与えたいところだが、そんな余裕がウチにはない。

■個人的MOM

👑Ibrahima Konaté👑
前に出ての守備、配給面での安心感、味方へのコーチングが◎。
リーダー感みたいのが少しずつ出てきた。
これでもCBは補強すべきだとは思うが、ケガさえしなければ頼りになる存在であることを改めて確信できた。

■次節は2/5(日)AWAYウルブズ戦




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