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仕事を辞めたことによる思ってなかった副産物

無職アラフォー、子無し女子。
引きこもり…ってわけじゃないけど、毎日仕事に行くことがなくなって、服を買う機会が減った。

仕事を辞めてから購入した服を家計簿で振り返ってみた。

・ミレーのウインドブレーカー
・ユニクロのゼルダの伝説Tシャツ
・ユニクロのインナー
・靴下屋のくつした

これらはなんとなくそのお店に行って衝動買いしたわけではなくて、予め予定を立ててそのお店に行って、買いたいと思ったものをちゃんと買っていた。
ウインドブレーカーは、お散歩用に。ゼルダの伝説Tシャツは、自宅Tシャツがヨレヨレになってきたからちょうどいいと思って。しかも面白そう。インナーとくつしたはヨレヨレになってきたから買い替えで。

(※仕事していない奴が欲しいものを買うという行為の是非は一旦ワキに置いといて)

これまでは人に見られることを気にして、なんとなく新しい服をちょこちょこ買っていた。「あいつ、いつも同じ服着てるよ」って言われたくなくて。そして、いい服があるかな~と思ってお店に入り、なんとなく欲しいかな~で目についたものを買ったりしていた。

同じことがアクセサリーにも言える。
クラフトマーケットや、ハンドメイド作家さんのもの、かわいいプチプラアクセなどをあくせくと集めていた。

しかし人前に出ることが極端に少なくなり、使わなくなった。
それらを一気に断捨離した。
作家さんに依頼して、わざわざオーダーしたものもあった。でも実は気に入っていなかった。出来上がり写真を見せられて、相手に申し訳なくて「直してください」とも言えず、でもわざわざオーダーしたから使わなきゃ、と思って気分がアガらないまま使っていた。これも思い切って捨てた。オーダーだから高かったけど。その人への募金だと思って割り切って捨てた。見るたびにモヤモヤしていたアクセサリーが視界から消えて、実はちょっと安心している。
昔の友人に作ってもらったアクセサリーや、プチプラとはいえ母とお揃いで買ったアクセサリーは残した。まぁ服ほど場所を取るものじゃないし、捨てたくないものを捨てる必要は無いもんね。

断捨離のメリットを説いた記事はたくさん目にしてきたが、そこまで大げさなもんじゃないだろと思っていた。
ところがどっこい、捨てると欲しくなくなるのはマジだった。服もアクセサリーもあんなにちょこちょこ買っていたのに、全然買わなくなった。
新たに入ってくる自由なお金が無いから、なのも大きな理由かもしれないけれど、手放すと、別に無くてもいっか、という気分になった。

通勤途中の商業施設は誘惑が多い。凡人の私は、気をつけていないとすぐ「◯時からのタイムセールでぇ~す↑」のお姉さんの声に吸い寄せられてしまう。お店に入ると店員さんに勧められて、断れずに買うこともあった。仕事を辞めて良かったことの一つは、無駄なモノを買わなくなったことかもしれない。

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