Vipassana 体験記 Delhi (デリー)→ Bhuj,Gujarat(グジャラート州ブージ)
今回はデリーからインド西部にあるヴィパッサナーセンターDhamma Sindhu に着くまでの道程を徒然と。
ブージへ移動当日リシケシから夜行バスに揺られ(激揺れ汗)早朝5時頃デリーのカシミールゲートにいた。朝早すぎて真っ暗でどこも開いてないのでバスターミナルで仮眠することにした。
めちゃくちゃキレイ!消毒液の匂いがするほど笑
ベンチでウトウトして、ふと顔を上げると足元に本の塔が…
写真に収められなかったが、コレをこのまま抱えて「本いかが〜?」な感じで売り歩いているのだ。売り子はこの本となぜかアディダスの靴下。本はほとんどが英語。需要が気になる。
2時間程寝たらお腹がぺこぺこ。バスターミナルを一周して売店を物色。売店もなぜだか分からないが、コンビニ的な店と電化製品やおもちゃの店がセットになってぐるっと並んでいるだけ。売っている食べ物は、サンドイッチやサモサっぽい揚げ物、そしてマギー!
汁のないインスタントラーメンと噂には聞いていたがこれは試すチャンス到来!
マギーとは、インドで人気の即席麺で屋台でも定番メニュー。早朝で辛いものはあまり食べたくなかったけれど、他に魅力的なフードがないので一番人が良さそうなおじさんに注文。少しでも辛さを抑えたかったため、タマゴをオプションで付けてもらった。
ってかカシミールゲートの写真がほとんどない…せっかくのマギー体験だったのに。
なぜかというと、リシケシから乗ったボルボバスが座席ボロボロかつ舗装されていない道を爆速する超特急便だったため疲労困憊。早くデリーから脱出したい一心でもあった。
かわりにこのYouTube のチャンネルおススメです。マギーの動画もあったのでご覧ください。
https://m.youtube.com/user/tubotubowa
実食
味濃い〜けど、旨いっ!タマゴ正解!
疲れた胃にはいじめでしかないけど!
美味しかったからチャイも追加して全部でRs60だったかな。ここで実はお釣りをRs10硬貨で渡されたんだけど、ブージで使おうとしたら拒否されたの!Rs10の硬貨は地方では使えないかも?!(デリーの空港では使えた〜)
腹ごしらえしたのでブージ行きの列車が出る駅、オールドデリー駅へリキシャで移動。Rs100
初めて行く駅だから裏口に降ろされたことに気がつかず、重い荷物を持って駅構内を徘徊することに…
これが正面。
ちなみに私の乗る列車は
14321 Bhuj Express デリー発11:50
*チケットは10日前にNew Delhi の外国人専用カウンターで購入。ギリギリのラスト2枚。2Aしか空きがなかった。
あと4時間程時間を潰さなくてはならない。
徘徊して見つけた感じの悪いクロークで荷物をRs30で預けて、メトロでどこかへ行こうと思ったが、チャンドニーチョウク駅でしゃがんでガイドブックを見ている間に通勤ラッシュスタート!戦闘意欲ゼロな私はデリー駅へ戻り、ベンチでジロジロ見られながらふて寝笑
オールドデリーの駅構内はマクドナルドはあるけれど、それ以外は本屋とりんごジュース屋とスナック屋さんぐらいでお腹を満たすことはできません。
ホーム脇のベンチでふて寝していたけれど、目の前に待合室があることに気がついた。待合室はチケットのランク別になっていて入口でおっかないおばちゃんのチケットチェックがある。私は2Aのいいランクなので、待合室はクリーンで明るく、トイレも◎早くここに入れば荷物も預けなくてよかったかも…と少し反省。
出発の時間になり、ホームを確認(デリー駅のEnquiy はなんとセキュリティチェックの外。とほほ。信用性の低いホワイトボードに書いてあるのだ)
今やインドもアプリが発達していて、列車やバスの情報がリアルタイムに得られるそう。
しかし私は未だにアナログ派。自分の車両はどこで待てばいいのか聞きまくる。
「もっと前だ」「もっと後ろだ」とホームを行ったり来たり。それとパニクりの原因の一つが、5番ホームが途中から6番ホームになっているということ。その6番ホームの表示より向こうには列車は止まらないんだろうと思っていたら大間違い。列車がホーム入りしたのは予定より30分程遅れてだったためみんながちょっとずつパニクっていたが、待っていた場所から私の車両は4,5両先!!12キロ強のバッグパックを左右に振りながらBダッシュ!!
ふぅ〜結果予定より1時間程遅れて出発。インドのゆるさに慣れることがなかなかできん。
乗ってすぐに「Lunch?」と聞かれて、空腹と前に特急列車に乗って食事が出たことを思い出して、とりあえず頷いてみた。するとターリープレートが配られサンキューってニコっとしたら冷たく「180ルピー!」
え、食事付きじゃないんだ…ってか高っ!
渋々支払い、もぐもぐ。隣には老夫婦。おじいちゃんが英語が話せて助かった。
エアコン車両はシーツと枕カバー、タオルの配布がある。
疲労で気がついたら爆睡。
起きたら周りに誰もいなくて不安になった。けれどおそらくジャイプールで一気にまた満席に。隣は綺麗な英語を話す青年。おもむろに食べていたポテトチップスを差し出して「食べる?」と声をかけてくれた。ほんとこの「食べる?」の一言って和むよね〜
途中駅でチャイを買いに売店へ。みんな乗り遅れるのが嫌だからか四方八方からお金を出して注文する。私も負けじとポテチを握りしめて「チャイ、ディージェー!」(チャイください!)すると、横からチャイ欲しいのか?!とおじさんが助けてくれた。彼はこの売店のボスっぽかった。
19時ぐらいになると食事の売り子がやってきた。ビリヤニRs50購入。ほかにはパニーニ、ベジカツレツの売り子がいたね。
この後も自分でも驚くほどに爆睡。
翌朝9時頃起きたら窓の外は田園風景。
隣の青年が降りる時に聞いたら、あと40分ぐらいで終点とな。
!!予定より2時間以上早い!!
10年前に確かアグラからデリーかジャイプールからデリーの特急に乗った時は、4時間以上遅れた。到着が早まるのは想定外笑
11時頃。無事ブージ。
丸一日列車に乗ったのは初めてだけど、良く寝たからデリーの疲労は消えていた。
今回の学び
・オールドデリー駅の構内はマック以外何もない、外はカオス
・駅よりもバスターミナルの方が何かと揃っている
・列車のエアコン車両は結構安全(スタッフが親切)
・列車で寝袋大活躍
・自分の車両が知りたい時は赤い服のポーターに聞くべし
・途中駅のホームで買い物をしてちょっとしたスリルを味わうべし
明日はブージからセンターへの道程について書いてみる。
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