ストロベリーバスクチーズケーキに自家製ドライフルーツを入れてみる

ストロベリーバスクチーズケーキは、ケーキそのものには砂糖不使用だと
前回の記事でお伝えしましたが、
基本的には砂糖は使っていないのですが、
自家製ドライフルーツを作成する際にだけ、少し使いますが
砂糖のほとんどの部分はシロップとなってしまいます。

さて、ケーキを作るにあたって、いちごのシンプルな無添加の
ペーストがあったのでそれを使って作成しました。

もちろんほんのりいちごの味わいがするのですが、
なんとなく物足りなさを感じました。

chefと何かが足りないと話し合っている時に
ドライフルーツのイチゴを入れたら良いのではないか？
となりました。

早速、入手しようと調べてみると
市販のドライフルーツのイチゴに関しては、
ほとんど薬剤漬けのものばかりでした。

実は私、無添加のドライフルーツ等を扱う会社で
働いたことがありますので、この辺りは知識があります。
添加剤が入ると、色は綺麗です。
が、私の舌は、ピリピリ感や臭みを感じます。
だからこういうものは絶対に使いたくないという思いがありました。

市販でないなら作るしかない！

ということで、自家製のドライフルーツのイチゴを作ることにしました。

シンプルにイチゴときび砂糖とレモン果汁のみです。
煮詰めてから、いくつか工程を経て、乾燥させます。
乾燥させるには、意外と湿度や天候が左右しますので
毎回、出来上がりまでの日数は変わりますね。

イチゴをドライフルーツにすることで、いちごの甘味もぎゅっと
濃縮されます。
そして、ドライで少し硬くなったイチゴが
作成時にチーズや生クリームの水分を吸って半生状態になるので
出来上がった時には、生のイチゴが中に入っている様な
味わいも楽しめるようになりました！

シンプルなものほど美味しい。
旬のイチゴをバスクチーズケーキで味わっていただける
新しい逸品が出来上がりました。