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限りなく透明な空気の中で、思いを綴ってみました

ここは北海道の東部の田舎町。

我が家はポツンと一軒、背後は山葡萄がたわわに実る森に守られ、静かに佇んでる。 

ここの空気は限りなく澄んでいてきらめいてる。

夜明け前から小鳥たちの朝を喜んでいるような、もう嬉しくってしょうがないっていう囀りがピー、チュル、チュル、チュンチュン! ピー、ってな感じで、ま、一大イベントですな。

この地に越してきて、とうとう10年目に入った。

東日本大地震での放射能被曝から逃れるためだったが本当に色々考えたな〜。

一番優先したことは、家族の健康だった。

家族の健康状態がハッキリと悪くなっていくのがわかった。近所の人達はそうでもない気がしたが、小学校では喉の痛い子、鼻血が出る子、などなどたくさん出ていた。

が、うちの子は特にひどく下痢が続き、しょっちゅう学校を遅れて行ったり、早退したり、休んだりを繰り返していた。 

知り合いからガイガーカウンターを借りて家の周りを測定するとピーピーと警告音が鳴るところもあった。

その年の冬、思い切って引っ越したってわけだ。本当に思い切った。

それから10年。

今はコロナで世界中が混乱しているが、様々な思いが沸き上がってくるのを思いつくままに綴りたいとペンを握ったわけではなく、慣れないパソコンに向かったわけです。まっ、そのうち慣れるでしょう、続けていれば。

もともとは、木こりやってましたが、今は土建屋勤め。慣れない仕事でもでかい顔してやっちゃー、散々失敗してもつら〜っとしてやってます。 

てな訳で、体力的にも大した文章を書けるとは思ってもいないが50歳を目の前にしての新たな挑戦です。

ただ今、ー18度。今宵もしっかり冷えてます。外には珍しくモヤが立ち込め、宝石のような星々を隠しちゃってます。そして深い静けさがあたりを包んでいます。

どうか世界中の人々が安らかに眠れますように。

それでは、おやすみなさい。

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