「あるべき企業経営」とは❶
企業経営のあるべき形とは何か?
業種業態を問わず参考となる形は無いか?
経営コンサルタントになってから悩んでいることです。
▼会社の目的は
「顧客をつくりだすことである」と述べるピーター・ドラッカーに従えば、「あるべき企業経営」の形は、「顧客創造」を頂点として形作られなければなりません。そして、顧客を創造するには競合との競争に勝ち抜くことが必要です。
つまり、
企業経営の必要条件として「顧客創造」と「企業競争力」を定義できます。
出典:決定版 ドラッカー名言集
▼企業競争力とは何か?
この点、毎年「世界競争力ランキング」を発表しているスイスのビジネス酢クルールIMDは「生産性とその給与への反映」と「新陳代謝」が競争力と述べています。
出典:『世界競争力ランキングから見た「日本低迷」の理由』IMD
従って、
「あるべき企業経営」の必要条件は
「顧客創造」
「生産性とその給与への反映」
「新陳代謝」
こうした条件を実現するには経営環境を調査分析したうえでの「戦略」が必要です。
そして、戦略に基づいて自社の有する「経営要素」を組み合わせることで、「あるべき企業経営」の形が出来上がります。
つまり、
▼「あるべき企業経営」とは
❶必要条件
❷経営戦略
❸経営要素の組み合わせ
という3要素で形作られます。
より具体的には
❶必要条件
・「顧客創造」
・「生産性とその給与への反映」
・「新陳代謝」
❷経営戦略
・顧客創造のために提供する企業価値たる「Mission」は
戦略の方向性やコンセプトを示すもの
・Missionを実現する「Vision」は
収益性を左右するその企業のポジショニングを定める
❸経営要素の組み合わせとして、以下の手法が参考になります。
・バリューチェーン(VC)
・ビジネスモデルキャンバス
・戦略マップなど
▼このような視点で本を書きました。
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