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ワシントンDCの旅②|年越し旅行記

ワシントンDC滞在2/5日目。
一日ずつ振り返ります。全4回です。

本格的な観光、スタート!
クリスマスは日本のお正月並みに
どこも閉まってしまうので、
気合を入れて巡っていきます。

1日目はこちらから▽


2日目 12月24日

クリスマスイブ。

スミソニアン協会

DCには、Smithsonian Institution(✴︎)という
博物館・美術館(・動物園)を運営する
国立機関があります。
そのコレクションは寄贈によるもので、
運営は寄付で賄われており、入場無料…
すごい。
今回は滞在中に回れるだけ回ってみました!

なお、ほとんどの施設で入場予約が必要です。

アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館 ✴︎

National Museum of African American History and Culture

外観が独特な博物館。開館時刻10時に入場です。
この博物館では、その名の通り
アフリカ系アメリカ人の歴史について
展示しています。

奴隷制度、南北戦争、公民権運動から
BLM運動やオバマ大統領就任にいたるまで、
様々な出来事に関する詳しい展示がありました。

奴隷船の内部
アメリカ独立戦争では
アフリカ系アメリカ人も多く戦った
ジャズやアートなど文化に関する展示も

建物は広いし、英語で説明を読むため
3時間ほどかかりましたが、
アフリカ系アメリカ人について
詳しく理解することができました。
思っていたよりも
壮絶な歴史を歩んできたこと、
そしてその影響は今でも
深く残っていることを知りました。

ホロコースト記念博物館

United States Holocaust Memorial Museum

なぜアメリカに?と思いましたが、
終戦後にユダヤ人を支援したという歴史や
ユダヤ人が多く住んでいるにもかかわらず
今も反ユダヤ主義が根強いことから
建てられているようです。

展示はナチスの台頭から始まり、
出来事を歴史順に見ていきます。
目を背けたくなるような写真や映像、展示物に
犠牲者の味わった恐怖を感じました。

アウシュヴィッツの門を模した展示。
「Arbeit Macht Frei(働けば自由になる)」
犠牲者の写真が壁いっぱいに

それでもあくまで「アメリカから見た」展示。
戦争中、ユダヤ人迫害について知っていたけど
助けるのは難しかった、
こんなにもひどいとは思わなかった、
と説明には(言い訳のように)書かれています。
国立の博物館だし、
誰も「公平」な視点から語ることはできないし、
歴史について学びを深めるには
色々な国の意見を知る必要があると感じました。
第一、日本の戦争の歴史についても
ちゃんと語れる自信がない。

ショップにて、『MAUS』を見つける

広島にもホロコースト記念館があるそうで、
興味が湧きました。

ワシントン記念塔

Washington Monument

DCのシンボルともいえる塔です。
エレベーターで555ft
(初めはmと聞き間違えたがそんな訳ない)
上の展望台へ上ります。

チケットは時間指定、16時に訪問。
DCの街はそれほど大きくないので
徒歩で移動できます。ここまで徒歩移動のみ。

展望台には、東西南北4つの窓があり
DCの街を眺めることができました。

北側。ホワイトハウスが見えます

夕暮れ時(日の入り16:51)で
夕日が美しかった。
日が沈むまで見とこーと思っていたら、
17時で閉館らしく、追い出されました。。

アメリカあるある:職員、早く帰りたい。

アメリカ歴史博物館 ✴︎

National Museum of American History

ここは17:30閉館だったので、
滑り込みで行ってみました。
予約なしでも入館できた。

持ってるものとりあえず陳列してる感がすごい

やはりここも広くて、
所蔵品がずらりと展示されています。
時間も限られていたので、
フィーリングで見て回りました。

クリスマスツリー🎄

夜はホワイトハウスの目の前に設置された
National Christmas Treeを見に行きました。
きらっきらーでクリスマス!という感じがして、きれいだった。。
それにしても「国立」クリスマスツリーて。
なじみのない概念だなぁ。

後ろにワシントン記念塔が見える

ツリーの周りには、
50本ほどの小さなクリスマスツリーが
立っていました。
それぞれに州の名前プレートがかけられ、
手作りのオーナメントで飾られています。
これも「国立」だからかな?

St. Patrick's Catholic Church

その帰り道、たまたま教会を通りかかりました。
イブのミサが行われている様子。

そっと中に入ってみると、
信者でなくても参列できそうだったので
端っこの席で参加することにしました。
神父さまのお話があったり、
聖歌隊が合唱したり。
St. Patrick's Catholic Churchは
大きな教会でパイプオルガンもあって、
荘厳な雰囲気に圧倒されました。

あとから調べたら、
DCで最も古いカトリック教区でした…!

帰宿

ホテルに帰ってテレビを点けると、
どの局もクリスマス番組や映画が。
(アメリカのテレビ局は2000以上存在。
 普通は観たい局だけ契約するけど、
 ホテルのテレビは1000くらい観られる。異常。)

クッキーでお菓子の家を作る
ひどい料理対決を観ました。
Christmas Cookie Challenge、
気になる方は調べてみてください。

そしてクリスマス映画の定番、ホームアローン。

それから死の秘宝も(はるさんの解説付き)。
めっちゃ眠たかったけど最後まで観ました。

おやすみなさい。


3日目以降はこちらから▽

クリスマス、どう過ごす?


見出し画像:
ミニミニ議会議事堂

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