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カナダ旅行【前編】-ナイアガラ

せっかくの夏休みなので、
8月22日~26日にかけて
隣国カナダの南東部へ4泊5日旅行。
アメリカを出てNiagara Falls、
Montréalと三角形に回りました。
今回は、その旅の様子です。

今回、位置関係を初めてちゃんと認識した。
赤印がNiagara Fallsです。

1日目 越境、ナイアガラへ

出発

いつもより少し早く起きて、出発。
車でアメリカからカナダに向かいます。

道中は、本を読んだりCDを聴いたり
久しぶりにUNOやしりとりをしたりして
過ごしました。
暇つぶしの王道を全て通るくらい、
移動時間が長い、長い。

途中でサービスエリアに寄りながら進み、
Rainbow International Bridgeを渡って
ついに入国審査です。

陸路で国境を越えるのは初めてで、緊張。
パスポートとビザを用意して、
ドライブスルーのような窓口に進みます。
前の車は
質疑応答に車内検査、と時間がかかっていて
ますます緊張。
パスポートとビザを渡すと、
どこから来たのか、何者か、どこへ行くのか、
関税の対象品は持っているかを聞かれて
終了!
車内の検査、ありませんでした。。
日本のパスポート最強説は本当なのかなぁ...?

到着

入国後はNiagara Fallsのホテルへ。
朝に出発して、到着は夕方でした。
ホテルの部屋からは、滝が見えました!!

カナダが三日月型に広がっている


ナイアガラの滝は、
世界三大瀑布(南米・イグアスの滝、アフリカ・ビクトリアの滝)の1つ。
エリー湖からオンタリオ湖に注ぐ
「カナダ滝」「アメリカ滝」
「ブライダルベール滝(アメリカ滝の横、小さい)」
の3つの滝からなります。

 ナイアガラの滝が誕生したのは12,000年前と言われている。氷河が溶けて多くの大地が海に沈んだが、その際一部が大きな湖の形で残り、ここに大量のロッキー山脈の雪解け水が3,000kmの長い旅の後流れ込み、スペリオル湖・ミシガン湖・ヒューロン湖・エリー湖を経て、オンタリオ湖に注ぎ込み五大湖が形成されるに至る。
 ところが、エリー湖オンタリオ湖の間には約100mの高低差があるため、水が流れ落ちるナイアガラ大瀑布となったとのことである。
https://www.hibari.jp/weblog00/archives/2011/07/post_1135.html

両方の滝を見られるのはカナダ側からだけということで、
今回はカナダに泊まることにしていました。
普段住んでいる所よりも北なので日没が遅く、
到着した19時ごろは夕暮れ時。きれいでした。

ホテルを出て夕飯へ。
Clifton Hillという繁華街を通って、
インド料理屋さんに行きました。
こういうとき、アジア料理に頼りがち。
少し辛かったけどおいしかったです。

Clifton Hillは、お土産物屋や飲食店、
アトラクション(観覧車・お化け屋敷・ジェットコースター)
などが立ち並び、
夜になるとネオンの輝く通りです。
目に楽しい坂を下り、ホテルに戻りました。

22時からは花火。
ライトアップされた滝と花火、美しかった。
その日は、旅の始まりにワクワクしながら
眠りにつきました。



2日目 ナイアガラの滝

ナイアガラクルーズ

観光の目玉であり混雑するかもと、
朝一番に行きました。
私が乗ったのは2便目で、人は少なめ。

右に見えるのがクルーズ船


乗船前に手渡された赤いポンチョを着て、出航です。
滝がよく見える2階部分の左側に乗りました。
まずはアメリカ滝。
水しぶきも控えめで、
ここぞとばかりに写真を撮りました。
次にカナダ滝。
近づく前から水しぶきがすごい。
前が見えなくて
何が何だか分からなくなりますが、
楽しかった。

カナダ滝

サンダルを履いて行ってて、
そしてポンチョを着てて、良かった。
ポンチョあってもずぶぬれになったけど。
一旦ホテルに戻り、着替えてまた出発。

White Water Walk

WEGO Busという名ばかりファンキーなバス
(ウィゴーじゃなくてウィーゴらしい)で、
滝より北部、ナイアガラ川の下流へ。
(ざっくり、エリー湖〜ナイアガラ川〜オンタリオ湖〜セントローレンス川〜大西洋です。)
川岸までエレベーターで下り
ひんやりとした地下トンネルを抜けると、
目の前には
白濁したナイアガラ川とアメリカ側の地層が。

ここでは滝よりも急に川幅が狭くなっており、
激流のすぐそばを散策することができます。
遊歩道に等間隔で設置されたボードを読むと、
ナイアガラ川の歴史や特徴が
よく分かりました。
川が青緑色なのは、
ミネラル分が特に多いからなのだそう。
30分ほどの道のりを、
水、自然の力を感じ楽しみました。
ずーっと眺めてられる。

Whirlpool Aero Car

「whirlpool」とは英語で「渦巻き」の意味で、
ナイアガラ川が急に蛇行して流れを変え
渦ができているスポットがNiagara Whirlpoolです。
White Water Walkより下流で、
同様に川幅が狭くなっているので急流となり、
川で世界唯一の渦巻きを見ることができます。
上空には赤いゴンドラ。
ここもカナダとアメリカの国境沿いであり、
ゴンドラでは4回、
国境を行ったり来たりします。パスポートは不要。

訪れたのはお昼時で、乗るまでに
少し並びました。
昨晩寝るのが遅かったからか、
気づくと並びながら寝ていて
ハルさんからたたき起こされました。。
(誰や、という方は私にお聞きください。)

ゴンドラに乗り、
ガタンと不穏に揺れて出発。
最初は恐怖が大きかったけれど、
景色を見ていると慣れてきました。
水の青緑色はより美しく、
川がぐっと流れを変えているところや渦、
アメリカ側の地層ははっきりと見えて
面白かったです。

そろそろお腹が空いてきて、移動!

Journey Behind the Falls

またまたWEGO Busに乗って、
お次は南のTable Rockへ。
ここはカナダ滝が
真横から見える展望台です。
眺めのいいレストランで、昼食をとりました。

…!!
うまい。
うますぎる。

頼んだのは
ハンバーガーやショートパスタ、
サラダ、ジュースと
アメリカでもオーソドックスなメニュー。
クオリティは同じくらいだろう、
値段も観光地だし、と
大して期待もしていなかった私たちは、
びっくりしました。
アメリカには無い、
味の複雑さ、うまみを感じる。。
ジュースも甘いだけじゃない。
隣の花は…にしてもおいしい。
メニューに書かれた値段が
カナダドルであったのに気づいた
(例えば1USD=138円、1CAD=106円)ことも含め、
皆で歓喜したお昼ごはんでした。

おいしいごはんでお腹を満たし、
もう一つの目玉・Journey Behind the Fallsへ。
こちらは黄色いポンチョを着て、
文字通りカナダ滝の「裏側」を見に行きます。

エレベーターで降下しトンネルを進むと、
分岐点が。
まずは滝の裏側に行きました。

トンネルから裏側を覗くのみ。

滝の裏側をばしゃばしゃ歩く、
と思っていたため想像とは違ったけど、
ナイアガラの滝は浸食により
毎年3cmずつ後退しているらしく、
裏側を歩くなんてそりゃ危ないよな、
と思いました。

続いて、分岐点に戻り、
滝の横に行きました。

ここでは風で滝のしぶきが
雨のように降ってきます。
ポンチョ、大活躍。
遊覧船に比べ自分のペースで
滝を間近に見ることができました。
でもどしゃ降りみたいな状態で
慌てて退散。
すごかったー!

この日は滝の観光が早く終わったので、
ホテルの近くのお土産物屋さんや
チョコレートショップに行きました。
滝から離れているはずなのに
水しぶきと風向きのおかげで
湿度が高く、歩くだけで保湿されました。
そのまま夕飯へ。
フォーです。
またまたアジア料理です。
量が多いのはアメリカと同じなので、
シェアして食べます。
アジアの味はなんだか落ち着く。不思議。
おいしくいただきました。

ナイアガラには2泊。
花火を見て(夏期は毎日!)
翌朝の出発の準備をして、
おやすみなさい。

滝の横から見た、虹!


3日目 移動(途中トロント)

4日目 モントリオール

5日目 寄り道しつつ帰る




なかがき

お察しの通り、文字数が。。
今回は2日目までにするので、
「なかがき」です。

ナイアガラの滝は、大迫力でした。
自分の目で見ることができて
本当に良かったです。
周りの方々に感謝。

ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
3日目~【後編】もお楽しみください。


見出し画像:
カナダ入国後、撮影。

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