秋が来ましたね
最近暗めの話ばかり書いてたので、今日はなんて事ない日常の話
秋になった
秋は好きだ
夏のように日差しに照りつけられる事もなく、冬のように寒さに身を縮める事もない
一年の中で1番過ごしやすい季節だから、秋がずっと続けばいいのに、と思う
朝は冷たく澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み
昼は秋特有の爽やかな風に吹かれ、夏とは打って変わった空気の匂いを嗅ぐ
夜になれば鈴虫が鳴く音に耳を澄ませて、穏やかな時を過ごす
そんなちょっとした事が、わたしを幸せにしてくれる
ちょっと人恋しくなってくるのも秋の良いところだ
高校時代のクラスメイトや、頻繁に会えなくなってしまった友人を思い浮かべて、久し振りにご飯に誘ってみようかなとか
一緒に映画でも見に行こうかなとか考えたりする
秋のおかげで、久しぶりに会える友達がいるかもしれない、それはとても嬉しいことだ
私は薄めの長袖が好きだから
秋になって肌寒くなってくるとすぐ羽織ものを携帯してしまう
肌に触れる生地の感触が心地いい
そのうちすぐに寒くなって
刺すように冷たい空気に耐えきれなくて、もこもこしたものを着るようになるのかもしれないけど
開け放たれた窓から届く鈴虫の鳴き声も聞けなくなるのかもしれないけど、
今はまだ、始まったばかりの秋を楽しもうと思う
秋にしかないこの感覚を、目一杯楽しむのだ