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ばってん少女隊の話をしよう。


はじめまして。まるさんかくという者です。
オタクです。

すみません。100点満点中2点の自己紹介をしてしまいました。しかし、事実なのでもう一度言います。オタクです。厳密にいうと、ばってん少女隊というアイドルグループのオタクです。
私はもともとオタクと呼ばれる側の人間ではありませんでした。あたり前ですよね。生まれた時からオタクだった人がいるなら連れてこいって話ですよ笑笑(ここまで息継ぎなし早口)
確かに一度何かにハマるとそれだけに熱中してしまう節は小さい頃からありましたが、"アイドルオタク"という存在には絶対にならないと思っていました。なりました。
このnoteではそんなまるさんかくがアイドルオタクになるきっかけとなったばってん少女隊との出会い、心を奪われるまでの軌跡、いや奇跡を書き記していきたいと思います。やかましいですね。


まるさんかくスタプラを知る。

先ほども書いた通り私をアイドルのオタクへとならしめたのはばってん少女隊という存在です。
しかし、私がばってん少女隊に出会うまでには、無視することのできないいくつかの存在との出会いがありました。

〜ポワポワポワー(回想シーンになる音)〜

遡ること約3年前、当時はコロナ禍真っ只中。その時高校生だった私は外出自粛に伴う学校閉鎖で常に家にいました。そもそも超インドア派だったので最初のうちはステイホーム生活も快適でしたが数ヶ月も家に篭りどこにも行かずにいると、さすがの私もだんだんしんどくなってきました。学校行事はことごとく中止になり、友達にも会えず気分転換したくても外には出られないプチラプンツェルのような生活を送っていたまるさんかくは社会からおいていかれた気持ちになり病んでしまいました。可哀想ですね。
そんな可哀想な病みラプンツェルがある日YouTubeを彷徨っていると、あるサムネが目に入りました。そのサムネに映っていたのは私が知っているよりずいぶん幼いももいろクローバーZの姿です。確か2010年あたりのTIFか何かの動画だったと思います。当時私にとってももクロといえば小学生の頃に怪盗少女をめちゃくちゃ流行らせた少し変わったアイドルグループというクソ雑魚認識しかありませんでした。そんな認識しかなかったももクロの動画をなぜ見ようと思ったのか今となっては思い出せませんが何故か再生ボタンを押していました。

         泣きました。

私は曲を聞いて涙を流すタイプの人間ではないのですが、この時は自分より幼いメンバー達が髪の毛も顔もぐちゃぐちゃにしながらパフォーマンスする姿にありえないくらい心を揺さぶられ、ボロボロと涙をこぼしました。その動画を境にももクロの動画を漁る生活が開始。
そんなももクロ漁り生活がしばらく続いた頃ももクロが所属するSTARDUST PLANET(スタプラ)という組織の存在を知りました。ももクロ以外にもスタプラに所属しているアイドルはたくさん存在し(以下参考)、各グループともそれぞれの個性があるため、それぞれのグループの動画を見るたび"なんだこのグループ⁉️"となる大判小判がザックザク!期に入りました。

         参考:STARDUST PLANET MOVILE

そんな中、ついにまるさんかくは出会ってしまったのです。ばってん少女隊に…。(倒置法)


ばってん少女隊とは?

まずはばってん少女隊とはなんぞや?という時代遅れな方々のために大まかに説明しますね。(暴言)
ばってん少女隊とは九州福岡を中心に活動する6人組アイドルグループです。最近は九州のみにとどまらず全国、そして世界を視野に入れた活動をしています。とにかく顔◎性格◎楽曲◎なヤベェアイドルグループというわけです。
後の説明はホームページを見てください。(丸投げ)
あと、公式SNSやメンバーのインスタ(HPからぶっ飛べます)は絶対にフォローしてください。生命の存続に関わります。


ばってん少女隊との出会い

私が初めてばってん少女隊を知ったきっかけとなったのは、公式YouTubeチャンネルに上がっていた「OTOMEdeshite」という曲のライブ映像です。

今となってはこちらの方向性の曲の方が最近のばっしょー(ばってん少女隊の略称)にとっては珍しいタイプであることが分かりますが、なんせ初見だったものでてっきり「ばってん少女隊」というグループはこのように博多弁を生かした王道激カワソングを歌うグループだと思い込んでしまいました。
そんなイメージを抱えたまま次に私は「乙女ノ手札」という曲のライブ映像を再生します。


え?!なにごと?!グループ間違えた?!


さっきまでバカバカo(>▽<)oみたいなことを言ってはしゃいでいた乙女達が一瞬にして手足を振り回して激しく踊り狂う乙女に変化してしまったのです。反抗期?
そんな華麗なる乙女の変化っぷりを見たまるさんかくの脳内にある一言が浮かんできました。

         好(ハオ)

なぜ中国語なのかは分かりませんが、とにかく私はこの2曲のギャップにやられ、まんまとばってん少女隊にハマってしまいました。タイミングが良いことに当時はBD発売に伴いばっしょーのライブ映像が次々とYouTubeに上がっていた時期だったので、狂ったように視聴しまくっていました。現在もです。

そして、ついにまるさんかくは運命を変える一曲に出会ってしまいます。

Dancer in the night です。
Dancer in the night"ふぁんtasy"2020です。

とりあえず見てください。本当にやばいので。頼む。
この曲、このライブ映像は私の好みドストライクでした。この曲が野球の投手だったら間違いなくストライク、ボウリングの選手だったら間違いなくストライクをとっていました。私は何を言っているのでしょうか。
オシャレでどこか力の抜けたアンニュイな曲調、ストーリー性のある歌詞、そしてそんな曲にピッタリと合うメンバーの歌声や表情。全てが刺さりまくりました。正直こんな雰囲気ありまくりの曲を歌いこなせるアイドルが存在する事が信じられませんでした。このライブ映像が見たいがためにライブのBlu-rayを購入したほどです。
この曲を聞いたが最後、私はばってん少女隊の曲にまみれた生活を歩むことになりました。
しかしそんな生活も板についてきた頃、ばってん少女隊に大きな変化が訪れます。(ここでいい感じの壮大なBGM)

ばってん少女隊とまるさんかくの変化

ばってん少女隊を好きになってすぐの頃、私には明確に"推し"と呼べる存在は決められていませんでした。だってさ、ほらみんな魅力的だから。ね?
しかし、ばっしょーの動画を見まくっているとまるさんかくは次第にあるメンバーのことが気になってきました。ばってん少女隊の元メンバー星野蒼良ちゃんです。クイズの出だしみたいな書き方をしたのにすぐに答えを出してしまいました。すみません。

そらら(蒼良ちゃんの愛称)の魅力は沢山あるのですが、私にとって1番の推しポイントは彼女の歌声でした。余計なものが1つも混じっていない物凄く澄んだ、真っ直ぐな歌声。どの曲を聞いても好きだなあと思うパートはほとんどそららのパートでした。(ちなみに現在でもアイドル界で1番好きな歌声はそららです。一途ですね。)そんな魅力たっぷりのそららの歌声を追いかけているうちにそららの人柄やアイドルとの向き合い方もどんどん好きになってきて、ついにそららが私にとっての"推し"と呼べる存在へとなっていました。しかしここで事件が起きます。
  
  まるさんかく、そららが推しかも!!

と自分の気持ちに気づいた瞬間、星野蒼良ちゃんがばってん少女隊としての活動、そして芸能活動を終了することが発表されました。瞬間ってのは言い過ぎました。でも本当にすぐでした。
その発表を見た時、ほんの少しの時間しか推せていなかったくせにものすごい喪失感に襲われ、だんだんばってん少女隊自体から距離を置くようになってしまいました。まるさんかくは意外とナイーブなのかもしれませんね。

そしてついにやってきたそらら卒業の日。私はそららのラストライブを配信で見ていました。そのライブは1人のアイドルの卒業という門出として完璧なライブで、メンバーの挨拶、そららの最後のソロ歌唱を見ている頃には涙をぼろぼろとこぼしながらもそららに出会えたことに感謝☆と語尾に星マークをつけてしまえるほどの満足感で満ち溢れていました。(謎基準)
そんな素敵なライブも終わり、余韻に浸ろうとしていた時まるさんかくは配信画面にうつる衝撃的なステージを目の当たりにします。5人のステージが終了し、明るくなるはずのステージにお面をつけた6人のメンバーが現ればっしょー新体制の発表(の匂わせ)が行われたではありませんか!(そのライブ終盤のアーカイブはこちら)

そしてこのライブから約1週間もしないうちに、生配信ライブ「新学期deshite」内でばってん少女隊に蒼井りるあちゃん、柳美舞ちゃんという2人の中学生メンバー(当時)が加入することが発表されました。

今考えるとりるあちゃんも美舞ちゃんもとんでもない逸材でしたし、このスピード感のある新体制への移行はその後の動きも含め大正解だったと理解できるのですが、当時のまるさんかくはそんなスピード変革期に見事に置いてけぼりにされてしまったのです。

そらら、ありがとう!これからも頑張っt、、、、
え?!なに?!だれ?!…なんだったんだ....…は?!中学生?!可愛いけど!ちびっこじゃん!!!

こんな感じです。(どんな感じ?)なんせ田舎生まれなもんで…。
そんなこんなあってスピードに乗り遅れ、新学期に入れなかったまるさんかくは、現実から目を背けるようにばっしょー以外のグループにのめりこむようになってしまいました。

ばってん少女隊ブーム、再来

ばってん少女隊の情報を追えてない時期、私は何をしていたかというと同じスタプラのグループである超ときめき♡宣伝部といぎなり東北産というグループにハマっていました。チョロさんかくです。
そしてその年の10月、横浜アリーナにて第2回スタプラアイドルフェスティバルというスタプラのアイドルが一同に会するスタプラオタクにとって夢のようなイベントが開催されました。
私は当時、主にとき宣と東北産を目当てにその夢イベントの配信を見ていたのですが、そこで再び運命は訪れます。
その時のスタプラフェスでは開演前にスタプラアイドルの中で妹グループと呼ばれる2014年以降結成のグループによるオープニングアクトの時間がありました。オープニングアクトの時間は各グループごと約10分。妹グループ達はその10分間のステージで他グループのファンの心を掴む必要があります。そのため自分たちの代表曲を披露するグループあり、メドレーにしてなるべくたくさんの曲をパフォーマンスするグループありとどのグループもそれぞれ工夫を凝らしたセトリで勝負を仕掛けていて、見ていてとても楽しい時間でした。
しかしそんな個性あふれるオープニングアクトの時間、あるグループの時明らかに横浜アリーナの空気が変わりました。(まるさんかくは会場にいませんでしたがなんか分かりました。魂的ななんかで)
そう、そのグループこそがばってん少女隊です。

とりあえずこの動画を見てください。

この動画の序盤がばっしょーが実際に披露したステージなのですが、皆さんは何が起こったか分かりましたか?私は分かりませんでした。Twitterでの配信の実況を見て初めて理解したのですが、この時のばっしょーは2曲目、自己紹介、新曲やライブのPRなど全てを封印し「OiSa」というグループの代表曲の1つをスタプラフェス用にアレンジし、9分27秒間永遠に繰り返したのです。10分間のステージでですよ?文字に起こすとますます意味が分かりませんね。そもそも通常verでもめちゃくちゃ頭に残る曲である「OiSa」を約10分も歌い続けたものですから、見ている人誰もが嫌でも「OiSa」が脳内を回り続ける状況に陥ることになり、OiSa中毒になる人が続出。完全にばっしょー側の作戦勝ちでした。(通常盤OiSaはこちら)

そんなばっしょーの攻めすぎパフォーマンスを見ていた私は初めのうちはただただ圧倒されていたものの、次第に猛烈な悔しさが胸に込み上げてきました。それは生でパフォーマンスを見られなかった悔しさでもなく、ばっしょーのやっていることがすぐに理解できなかったことに対する悔しさでもなく、こんなに面白いことを仕掛けられるようなグループを数ヶ月とはいえ追えていなかったことに対する悔しさです。私は普段は大人しめなキャラクターの人が自分の得意分野になると大暴れする、的な展開が大好き人(だいすきんちゅ)なので、私が推しメンの卒業を引きずり、うじうじしている間にばっしょーはこんなに面白くて高難度のパフォーマンスを完璧にこなし、私の大好きな激アツ展開を巻き起こせるグループになっていたのか!と驚くと同時にその過程を見れていなかった自分にとても腹が立ちました。
そのステージでの無限OiSaをきっかけに私はまたばってん少女隊の沼へと沈んでいくことになります。サンキュー、スタプラフェス。サンキューOiSa。


新たな推しとの出会い

ここまで書いた通り、ばってん少女隊ブームが再熱した理由としてスタプラフェスでのステージというのはすごく大きな出来事だったのですが、もうひとつばっしょーにハマり直す大きなきっかけとなったことがあります。それは、現在の推しとの出会いです。
先述の通り、ばっしょー内で初めて出来た推しは現在グループを離れ新たな道を進んでいるのですが、もう一度ばってん少女隊の動画などを見直していると、まるさんかくにはまた新たな推しと呼べる存在ができました。上田理子ちゃんです。

公式インスタより。世界一可愛い。

理子ちゃんの好きなところを語りだすと長くなるので、深くは言いませんが顔、性格、パフォーマンス全てが好みです。特にパフォーマンスをしている最中の表情管理はまじでプロ。女優です。(アイドルですよ)
またそんな女優のような表現力や目力の強さなどからかステージでは割とクール目な印象な子かと思いきや、MCや配信の際の話し方の距離感や抜け感、豪快な笑い方などのギャップが本当にたまらないんですよね。大好き。上田はいいぞ。


ライブ参加への道のり

スタプラフェスをきっかけにばってん少女隊と運命の再会を果たしたものの、当時の私はライブに全く足を運べていない状況でした。理由はさまざまですが、1番大きかったのは私が田舎の受験生だった点です。当時ばっしょーのライブやイベントが開催されることの多い東京や福岡に出向くことは、時間もないお金もない、親や先生からの許可もでないリトル吉幾三のような状況に置かれていた私には不可能でした。しかもそのような環境だけでなく、ビビリな性格が高じ"アイドルのライブに行く"という行為自体にだいぶ高いハードルを感じていたのも要因の一つだったと思います。

そして、無事大学合格&上京が決定した2月。ばっしょーからその年のライブの予定が一気に発表されるという素敵なプレゼントがありました。そんな予定の中でも特に目玉情報だったのがばってん少女隊にとって初めて、そして最大規模の会場である中野サンプラザでのワンマンライブの開催。会場の情報などに疎かった私もメンバーやファンの方々の盛り上がりを見て、ばっしょーにとって物凄く大きな意味を持つライブになるだろうなと感じたのを覚えています。しかし、ここでまるさんかくの悪いところが出ます。こんなに楽しそうな情報が沢山目の前に広がっているのに、どうしてもチケットを購入する勇気が湧かないのです。よし、買うぞ!と意気込んでみても、でもなあ…知識もないしなあ…と足踏みをするというのを毎日繰り返していました。ブッ飛ばしてやりたいですね。

ここでそんな日々をずっと繰り返していたまるさんかくに、はたまた転機が訪れます。たまたま視聴していた上田理子ちゃんのスタコミュ(スタプラアイドル専用の配信アプリ)配信に「大学生になったらライブに行ってみたい!」的なかまちょコメントをかましたところ、想像の何倍も歓迎して頂いたのです。またそれどころか理子ちゃんだけでなく先輩ファンの皆さんも「ぜひ!」と暖かいコメントを沢山くださりまるさんかくは本当に本当に嬉しい気持ちになりました。(小1の作文の構文)
このスタコミュをきっかけにそんなに歓迎してもらっちゃあ買うしかねえと謎の江戸っ子魂を炸裂させ、ついにまるさんかくはばってん少女隊の中野サンプラザワンマンライブのチケットを手に入れたのです!やったぜ!

それからというものアイドルのオタクとはチョロいもので(私に限ります)まだライブにも行けていないのに、チケットがあるという事実だけで強くなれました。スピッツもびっくり。慣れない一人暮らし、大学生活やバイトなど正直東京での暮らしは思ってた数倍キツかったですがそんな暮らしも、"11月まで頑張ればばってん少女隊に会える!"というモチベーションでなんとか乗り越えることができたのです。本当にアイドルは偉大。
そしてあっという間に11月。ついにまるさんかくはばってん少女隊のライブに出向きます。(再び壮大なBGM)


中野から始まる。

ついにやってきた11月26日。ライブ当日です。先ほどまでチケットがあるだけで強くなれるなどと大口を叩いていましたが、実は私はライブの直前までチケットを買ったことを後悔する時が何回もありました。なんせ今日が初めてのアイドルのライブ。今まで行ったことのあるライブはペンライトや振りコピなどのアイドル現場にありがちな文化がほとんどないものばかり。どんな風に楽しめばいいか皆目検討がつきません。しかもなんとびっくりまるさんかくはこのライブまでばっしょーの最新アルバム「九祭」のCDを購入していなかったのです!九祭をコンセプトにしたライブだっつってんだろ。舐めんてんのか。そのためライブで披露するであろう曲はMVが公開されている曲以外ほとんど初見に近い状態というわけです。とんだ大馬鹿者ですね。

会場に着くと、そこにはすでに大勢の隊員さん(ばっしょーファンの愛称)がみなさん親しげにお話ししていました。隠キャなまるさんかくはその時点で心が折れかけましたが、誰かと待ち合わせ風を装うことでなんとか精神を保ちました。(今ではソロ参戦余裕ですけど???)

心を折りながら撮影した写真。会場ソロショット

そして会場入りし、ついに始まったライブ。
アイドル現場に初めてやってきた私は..…さっきまでこのまま帰ってしまおうかとビビりまくっていた私は.....…






めちゃくちゃ楽しい!!!なんだこれ!!!!


めちゃくちゃ楽しみました。いやまじで最高。始まって一曲目の「虹ノ湊」の時点でペンライトの光の海を見て脳内で何かしらの幸せ成分が分泌しまくり泣きそうになりました。さっきまでのびびりさんかくはどこへやら。ほとんど聞いたことのなかった新曲達も気づいたら踊りまくりのノリまくり。
アイドルのライブを舐めちゃいけない。
心の底からそう思いました。ステージの上で生き生きと歌い踊るメンバー、そんなステージに向かって声は出さなくても必死にクラップやペンライトなどで声援を送るファン。会場にある全員でライブを作る。そんな一体感今まで味わったことがなかった私は本当に夢を見ている気分でした。
この日のライブはタイトルである「御祭sawagi〜踊れ心騒げ〜」をまさに体現したライブでした。ライブが終わる頃には「帰りたくないよお泣、後夜祭をやってほしいよお泣」と駄々をこねそうになったほどです。耐えました。1人なので。
こういう、渦中にいるときが楽しすぎた分、終わってしまった後の切なさや喪失感を覚えることも含めて改めて中野サンプラザでのライブは私たちの"御祭"だったと言えるのかもしれません。(ドヤ顔)

この中野でのライブをきっかけに完全に私の中で
"ばってん少女隊"が始まりました。もちろんそれまでも応援はしていたけれど、このライブに行っていなかったら現在ほどの熱量でばっしょーを応援できていなかったと思います。ライブでひたむきにアイドルと向き合う6人を見て、ファン歴が短くたって、お金や時間が無くてライブやイベントにあんまり行けなくたっていい。純粋に100%彼女達を応援したい、そう思えるようになりました。
アイドルオタクになんて絶対にならないと思っていた私をたった数時間でこんな風に変えてくれたばってん少女隊のライブは本当にすごい。マジで行ってよかった。みんなも行こうよ。楽しいから。



ド新規隊員が考えるばってん少女隊

ここまで、ありえないしつこさでばってん少女隊の凄さについて語ってきましたが、ここでさらに追いうちをかけます。(誰に?)
ばってん少女隊を知ってから約2年ほど、初ライブからは数ヶ月ほどしかたっていないファン歴浅めな私から見たばってん少女隊の魅力、これからへの期待などを語っていきます。どこに需要があるんでしょうかね。

一言でばってん少女隊の魅力といってもあげ始めたらキリがありません。まずはなんと言ってもメンバーの顔面偏差値の高さ。ばっしょーのメンバーは6人それぞれタイプは違うものの全員世界に誇れる強顔面(つよがんめん)の持ち主です。ぜひアップでご覧ください。

九祭アー写

こんな可愛い子たちが6人も生息している福岡県(長崎県)恐ろしすぎる。絶対に移住したい。そしてこの顔面から繰り出される博多弁。可愛くないわけなかろうが!!!(大声)
この美しすぎる顔面、可愛すぎる博多弁、癒しすぎる会話。この世の幸せ全てが詰まったグループと言えるでしょう。天然記念物に指定したい。

さらにばっしょーの魅力は外見だけではありません。まず最近のばってん少女隊の1番の魅力といっても良いであろう点は、ずばり楽曲の強さです。
過去のばっしょー曲を聞いているとスカを前面に出した曲、ロックに振った曲などさまざまなジャンルの音楽に挑戦していることが分かりますが、最近のばってん少女隊はまた今までのアイドルにない新た境地を開いています。私は音楽に疎いので現在ののばっしょー曲がどんなジャンルに分類されるのかよく分かっていませんが、簡単にいうと"和"と"ダンスミュージック"を掛け合わせてみました!的なとにかく踊りまくれる曲が中心となっています。自分の語彙力が心底憎いです。

ばってん少女隊の音楽とはどんな音楽か気になった方はこんなカス分類をする私の説明ではなく、ぜひアルバム「九祭」を聞いていただきたいですね。このアルバムに今のばってん少女隊の表現する音楽全てが詰まっていると思います。
上手く言語化はできませんが彼女達なりの形で九州を全国に広めようとする心意気、そしてそんなメンバー達に乗っかり、良い意味で音楽で遊びまくる名だたるアーティストの方々が提供する個性豊かな楽曲たち。大袈裟に聞こえるかもしれませんが本当にアイドル史に残る名アルバムです。絶対に聞け。(個人的には前アルバム「ふぁん」もめちゃくちゃおすすめです!)

そんなつよつよ楽曲という武器を手にした現在のばってん少女隊は自分だけの世界観を作り出し、まさに唯一無二のアイドルグループになろうとしています。
また楽曲に加え、数々のテクノロジーやアイデア(VRライブや映像技術とのコラボなど)を駆使したパフォーマンスもばっしょーの大きな強みの一つです。まるさんかくは生粋の文系人間なので毎回ちゃんとびっくりします。仕組みは理解できていません。
楽曲といい、技術といいばってん少女隊は"新しいアイドルの形"に挑戦する人たちの土壌のような存在になっているのではないでしょうか。わからんけど。

と、ここまでのばってん少女隊に関する説明を見ていると、時代の先端を突っ走るハイテクアイドルグループであるように思えますが、ステージを降りた瞬間、そんなイメージは見事に崩れ落ちます。
いや、ハイテクなアイドルであることには間違いないのですが、普段の会話や雰囲気に可愛らしい田舎娘感が滲み出まくっちゃってるんスよね。(めちゃくちゃ褒めてます)
ライブでめちゃくちゃクールでイケイケのパフォーマンスをしたかと思いきや、MCになった途端グダグダのフワフワな会話を始めてしまったり、メンバー全員人見知りのあまり、スタプラみんなが集まるイベントではなど笑顔で頷くだけの存在と化してしまうくせに(悪口じゃないですよ)、自分たちだけでの配信などになるとさまざまな迷言をかましまくったりととにかくギャップがえぐいんすよ!!!
このギャップこそ、まるさんかく最大の推しポイントです。まじで大好き愛してる。

すみません。めちゃくちゃ熱くなってしまいました。ここからはそんな魅力たっぷりなばってん少女隊へのこれからの期待についてです。(ここからは全部まるさんかくの個人的な意見なので読み流しちゃってください。)

まず私はばっしょーはこれからも今の路線を貫いてほしいなあと勝手に思っています。(早速上から発言やめてください)
今のばってん少女隊の目指す路線は正直にいうと、最近のアイドル界のトレンドというわけではないし、今すぐ万人から受け入れられるかと言われると難しいかもしれません。しかし別の視点から見れば今は理解され難い路線であっても、続けていけば、いつかアイドル界のニューノーマル的な存在になれる可能性があるというわけです。スタプラの大先輩であるももクロだって、音楽性の面から比較されることの多い(と思ってる)perfumeの皆さんだって、デビューしたばかりの時ははきっと変わったグループ、アイドルらしくないと思われていたんだと思います。でもどちらのグループも自分たちの色や世界観をしっかり貫いたからこそ、今の地位や人気を築いているのではないでしょうか。
もちろん時代のトレンドにのり、知名度を増やしていくスタイルのアイドルが悪いわけではありません。むしろ流行りを敏感に察知し、良いタイミングを見計らって自らを売り出していける能力は、アイドル界においてとても重要な力です。
しかし、時代に乗ってトレンドを広めるというアイドルの形がある一方、自分たちなりの世界観を作り込み、時代が自らの方へ流れてくるのを待つというアイドルの形もやっぱり魅力的だと感じます。



…と、ここでこれまでの自分の文章を読み返してみましたが、めちゃくちゃ腹立ちますね。なんだこれ。
アイドルのアの字も理解できていないくせに分かったような顔してでかい口叩きまくってるの本当に許せない。石を投げられても文句は言えません。(絶対に投げないで下さい)
なのでここからは簡潔に言いますが、とにかくばっしょーはこれからも流行ってるとか流行ってないとか、万人受けするとかしないとかそういうことは考えずとにかく自分たちのスタイルを突き進み続け、チームばってんが面白いと思う音楽を貫いて欲しいなぁと思います。
言いたいことはこれだけ!さっきのは無視して下さい!頼む許して!


おわりに

ここまで1万字以上の文字数を使ってくだらねえ文章を書き続けてきましたが、結局何が言いたかったかというと

ばってん少女隊に出会えて本当に良かった!アイドルオタクって最高!

これだけです。(なんと文字数32文字)

でも本当にばってん少女隊に出会えたことで自分の生活は本当に充実しているし、QOLが爆上がりしているので、できたらばってん少女隊というステキなグループの魅力がもっともっと広がってくれればいいなと思います。
もちろん売れることが全てではないけどね!でもほら!もっとおっきい会場とかで見たいし!みんな頼むよ!(他力本願)
ばっしょー沼、本当に本当に良いですよ、!!!

ばってん少女隊の最新MVもやべえので見て下さい!




それでは最後に、私が推している最高のグループは...…

ばってん少女隊だーーーー!!!!!!



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