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持病のカムアウトをどこまでするか👄

経過観察の頃は、職場とかでも「経過観察中で今はまだなんとも言えない」と、たまに話してました。
家族や友達の中で本当に仲のいい人に話しましたが、相手もいまいちピンときてない感じでした。
私も病気に関する知識が余りなかったので、自分自身が本当に病気なのかという感じでした。

確定診断が付いて初めて「私は病気なんだ」ときちんと自覚した気がします。
そこから色んな本を読んだり、ネットで調べたりして今自分の置かれている状況やどの段階にいるかを把握できるようになりました。
今は上司との面談でも、自分の口でどういう病気なのかや治療の見通しについて説明できるようになりました。

それとともに、持病について詳しく話したくない人の気持ちも少し分かるようになりました。
病気って本当にプライベートな情報です。

同じように持病がある人だと、持病のことは比較的話しやすいし、むしろ盛り上がったりします。
持病持ちという不安が連帯感から和らぐんですよね。

ただ、周りの若い友人等であまり病気に馴染みのない相手に話すと、いまいち深刻さが伝わらず「〇〇すればいいんじゃないの」などと気軽に言われたり、逆にお通夜のような空気になって居心地の悪い思いを何度かしました。

「元気出して、がんばろ」みたいなのも何か的外れな感じがするんですよね。
気持ちはありがたいんですけど、頑張ってどうにかなるもんでもなくて。自分の行動が原因とも限らないし。
自然に身を任せつつ、体を労って治療と向き合うというか。
ただ、私も今まで大きな病気をしたこともなかったので、そういうことを言ってしまう気持ちもわかる気がします。

こういう経験を経るうちに「あぁ、この人なら話して大丈夫だ」というレーダーが磨かれていきます😂

私の場合、一番話しやすいのはTwitterの同じ病気で治療中の方!
治療が進むごとに、数値のこととか色々報告しあえてとても有益だし、精神的にすごく支えられてます。
意外と同じ病気の人ってたくさんいるんだなーと救われた気になりました。
治療が進んでいる人達を見ていると、自分が今後どうなるのか想像しやすいので不安が減ります。

二番目は職場等で持病のある方!
周りに話してたら実は自分もみたいな人が集まって来るんですよね笑
情報交換したり、それで仲良くなった人もいます。違う病気でも前より詳しく病状教えてくれた人もいました。プライベートな情報だからこそ、語るとすごく仲良くなった気がします。

意外と家族、恋人、友達が上位じゃなかったです
。正直、仲の良さとかあんまり関係ないと思いました😂
何かを人に分かってもらうのって体力要るんですよね。
他の人たちにはその都度伝えた方がいいことだけ、心配させ過ぎないようにさらっと話してます。一番と二番の方々に分かってもらえてると精神的に発散できてるので、あんま伝わらなくても「まーそうだよね」というか、そんなにショックを受けないで済んでます😂
お見舞いとか退院後の生活とかで家族や恋人に助けてもらってるので、その辺はとても感謝してます。

職場でもあんまり隠してはいません。
上司には面談などで治療の経過を定期的に報告してます。
同僚の方には入院や通院で休みを取ることも多かったので、聞かれた時はちゃんと説明した方が理解して手助けようとしてくれる方が多かったです。
もちろん、どうしてもできないことだけをお願いして、できる時にできることを一生懸命やるのが大事だと思います。
お休みを取るときは前もってできることはやりきり、誰に何を頼むか整理して、直接声をかけるようにしています。
心配症なせいでこうしないと安心して入院できないだけなんですけど😂
病気だから仕方ないんですけど、「申し訳ないです〜本当にありがとうございます〜」っていう姿勢はやっぱり大事なんだろうなと。。

みんなそれぞれ子どもだの介護だのありますから、ありがたいと同時にお互い様精神で助け合わないとやっていけないよなぁと思ってるところもあります。 

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