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なぜ身につかないか?〜「問い」の重要性〜

おはようございます!

これから教育系・子育て系の投稿をどんどん発信していきますが、

学び(勉強って言葉があまり好きじゃない)で一番重要だと僕が考えることを今日はお伝えします!

学びにとって一番大切なこと。それはズバリ、

「自ら問いを立てる」

ことです。

「なんのこっちゃ」ですよね(笑)

詳しく説明していきます!

1. みんな答えを重視し過ぎている

唐突ですが、これまでの人生で勉強していた時のことを思い返してみてください。

学校の授業、読書、セミナーや研修の受講、なんでも構いません。

その中で、心底「身についたなぁ」と思える学びはどれくらいあるでしょうか?

「あまりない・・・」って方が多いと思います。

その原因の大部分が「答えをいきなり与えられていた」からだと僕は考えます。

2. 学びは問いと答えがセット

いわゆる「詰め込み教育」というのは、

学ぶ側が問いを準備できていないうちから、どんどん答えを詰め込む教育です。

そんな状態で知識が頭に入るのは、よほど要領がいいか妄信的な受験勉強戦士くらいです。

いつか限界がきます。(僕も早々に限界来ました。)

学ぶ前に、自分なりの「問い」をしっかり立てられるか?

それが学びの定着を決めると僕は思います。

3. 問いの数と質だけ学びが得られる

問い(質問)の重要性に気づいたのは、前の会社で研修を受けた時でした。

その授業では講義で質問した生徒に点数が加算される仕組みで、

成績上位数名にはアメリカに研修旅行に行ける特典がありました。

僕は点数欲しさに(笑)たくさん質問しました。

質問って自然に湧くときも確かにありますが、

質問数を稼ごうと思ったら必死に質問を考えながら授業を聞きます。

とは言え下らない質問もしたくなかったので、質にもこだわりました。

そうすると、今までになかったくらい講義の内容が身になる実感があったんです。

その経験から、「問いの質と量こそが学びの質を決める」と思い至ったわけです。

4. 「興味を持つ」より「疑問を持つ」

よく親や先生から、

「もっと◯◯に興味を持つように」

と指導やらアドバイス受けるシーンありますよね。

でも、興味って持とうと思って持つもんなのだろうか?

そもそも努力して持つなら興味と呼ばないですよね(笑)

対して、「疑問」は努力で持てます。

コーチングという、クライアントが自発的に目標達成するのをサポートするスキルがありますが、

「名コーチは答えを教えるのではなく、クライアントが自ら答えを導く為の「問い」を与えるのが仕事」

なのだそうです。

自分が学ぶなら、常に疑問を持って学ぶことを意識すべきだし、

子供に何か教えるなら、答え与えるよりも本人に疑問を育んであげることが重要なんじゃないかなと思います。

5. 子供はめちゃくちゃ質問する

ある程度の年齢のお子さんいらっしゃる方ならアルアルですが、

小さな子って、めっちゃ質問しますよね?

あれ何?これ何?から始まり、

どうして〜なの?なぜ〜なの?など複雑な質問に発展していきます。

ある研究によると子供は2〜5才の間に約4万回質問して、

その間に脳内のシナプス(神経細胞同士をつないでる部分)が大人の3倍にも増えるそうです。

子供は質問名人ですが、質問によって脳内に劇的な変化が起こってるんですね。

僕にも子供がいますが、なるべく質問に答えられるよう知識と根気を準備します(笑)

6. まとめ

伝えたかったことをまとめます!
1. 学びが定着するかどうかは、自分なりの問いの質と量で決まる(まるめがね仮説)
2. 自分が学ぶときは、まず自分なりの問いを持っておくこと
3. 子供や人に学びを与える時は、まず本人の中に疑問を育んであげること
 
参考にしてみてくださーい(^^)

by学びの研究家 まるめがね

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