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私の初コロナ感染も一応記録しておく

夫がコロナに感染した翌々日、私もコロナになった。

一緒に生活をしているので、うつるのは覚悟していたが、何となく自分は大丈夫という気持ちがどこかにあった。
そんな気持ちなどお構いなしに、あっさりとうつった。

自分など、なんら特別な人間ではない。

今日で4日目。
熱は下がったのでずいぶんと身体は楽になったものの、当初からわきの下と胸が交差する肋骨のあたりに激痛があり、そこの痛みだけがとれない。
カロナールを飲めばおさまるものの、薬の効果がきれるとすぐにまた痛み出す。
喉の痛みも、いつもの風邪と違う鋭い痛みで、これも日に日に増している。
あと、腹痛もあってやや下している。
人によって症状が違うようなので、夫には私のこの症状が無い。
彼は高熱がメインであったが、私は様々な痛みに苦しめられている。
とにかく、痛みがなんというかものすごく攻撃的で、馴染みのない感覚。
そりゃあ世界中で注目を浴びたスターウィスルだもの、尖ってますよね、という気すらする。

今日も明け方、痛みで目覚めた。
1時間ほど我慢をしてみたけれど、耐えられずに起き上ってカロナールを服用した。
このまま痛みが永遠に取れなかったらどうしようなどと考えていると眠れなくなってしまった。
とはいえ、徐々にカロナールを服用する間隔が長くなっているので、ウィスル量は減ってきているんだろうとは思っている。

土日で何とか快方に向かってほしいものである。

余談だが、眠れない時間、何となくヴィンテージのスウェットをネットで探していた。
『’80 USヴィンテージ』というワードを目にして、自分が生まれた年代がもうヴィンテージの域なのだということにものすごくショックを受けた。
そうか、40年以上前はもうヴィンテージか…
そんなに歳をとったのか。

見た目が若く見られるのと、自分でもそれなりにケアをしている分、そこまで老いている感覚はないけれど、やはり数字は嘘をつかないのだなと、早朝から落ち込んでしまった。

自分だけはコロナにならない、自分はまだ若いなどと、自分を特別化していてなんだか一気に空しくなる。
ふと、この歳で業種・職種を変える転職活動も無謀なのかとも思ってしまった。

ああ、暗い時間は良くない事を考えてしまうからよくない。
思考がマイナスに行きがちだ。

その後、横で寝ている夫の腕をつかまえ、温もりを確認し、ようやく眠りについた。

大丈夫。
私にはつかまるものがある。


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