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Surface Pro 9 と Surface Pro X のどちらを持ち歩きのメインに使うか。

手書きが綺麗かつスマートにできるのが
軽量Windows端末であるということ

書きたいことが多方面にちらかっていて、全然進めていませんでしたが、このたび憧れだったSurface ProXを使ってみてWindowsでここまでまともにペンが使える端末があったなんて!!と思てしまったため、たまたま安く売っていたSurface Pro9を比較のために導入してみました。

ProXとPro9は根本的に使っているOSが異なります。ARMというスマートフォンで使われるSoCを搭載したのがProXでいわゆるパソコンのIntelのCPUを搭載したのがPro9になります。
同じWindowsというOSを動かしていますが、ARM版はがんばって互換性を保っているだけなので、多くのアプリが動きませんw
ですが、Windows10の頃のように64bitアプリは全滅ということではないので、若干遅かったりしますが、Chromeなども動くようになっているため、WebアプリやARMネイティブで作られたMS Officeなどもサクサク動くので、現状でProXでもかなり問題ないということを実感しました。

とはいえ、クリエイティブ系のアプリはほぼ動かないため、リモートデスクトップを駆使するなどしないと普段の作業をすべてこなすということはできませんでした。

ですが、冒頭で述べた「ペンの書き心地が素晴らしいWindows」だということが私のやりたかったパソコンとタブレットとスマホの連携の概念を大きく変えてくれたため、今後の文書作成などはSurface ProXかPro9に移管しよう!!となったわけです。

重要なのはアプリと端末

私の普段手元にあるのはGALAXY Z Fold3といういわゆるフォルダブル端末で、打ち合わせの時などはSamsung Notesというアプリで写真を撮り手書きで書き込むというスタイルでメモをとっています。
このアプリ、なんとクラウド同期でWindows端末(本来Samsung製の)とも同期できるのが素晴らしい点です。
コマンドプロンプトで「winget install "Samsung Notes"」と入力してみましょう。あとはY/Enterを2回繰り返すくらいです。※Microsoft Storeに事前にログインしていないと2回目のYで終了しますのでその点は注意です。また、 Samsungのアカウントもないと同期できませんが、Samsung Notesを使っている時点で持っていると思うので特に気にする必要はないでしょう。
また、2023/8/23時点でSamsung Notesはインストールできますが、アカウントにログインができなくなり、実質使用不可になりました。有料ですが、Windows版とAndroid版がクラウド同期可能になった手書きメモソフトGoodnotesへの移行をお勧めします。

今まで使っていたノートパソコンはペンこそ使える端末は沢山ありましたが、書き心地やペンの持ち歩きなどは考慮されておらず、ジャギジャギで遅延の大きいもので、ペンケースにでも入れて持ってあるけ!といわんばかりの物ばかりで使う気にならなかったのですが、Surface ProX以降のSurface Slim Pen2はキーボードに収納でき、重電もその中で可能!という持ち運びも完璧!そして落とすこともない!という最高の環境と画面のリフレッシュレート60HzのProXでも非常に良い書き心地(iPad AirやiPad mini6などは60Hzなりの書き心地で正直iPad Proと比べるとげんなりしますが、SurfaceProXは別格でした。)を両立しています!Windowsという作業環境と一番持ち歩く端末とクラウド同期ができ、手元でサラサラと追記でき、さらには正書もできてしまう!というのが最高のポイントになります。

ただし、フルセットのお値段はやばいです

GALAXY Z Fold3、Surface Pro9、デスクトップパソコン、普通のスマホという感じで上記をすべて持っているからこそ成り立つ利便性なので、正直ただのメモにそんなにお金をかける意味wって言われたら反論できません。
※中古で集めても35~45はいくかもですね。。。

それでもおすすめです!

Windows11とAndroidスマホは現在「Windowsにリンク」というMicrosoftのアプリを使うことで、Windowsにログインするだけでポケットの中のスマホをWindowsデスクトップ上に呼び出し、写真などをコピーできるので、写真はスマホで撮り、Windows上で写真に書き込むなども楽々です!
写真を掲載せずに、そんなことを書いても説得力がありませんが、執筆しているのがソファで洗濯物の山の前なので写真は撮れませんのでご了承ください。

あ!!!タイトルから話がずれ過ぎました。
ARM版のProXとintel版のPro9のどちらが良いかを忘れていました。

ProXとPro9の特徴

まだ1日しか比べていませんが、ProXの良いところは圧倒的なバッテリー持ちです。Webアプリを駆使したブログの執筆などはがしがし使っても1h/10%しか減らないProXに軍配です。Adobe系のアプリとGoogleドライブを重視するとPro9ですが、カタログスペックのバッテリー持ちはなんなんだろう?というくらいバッテリーはガシガシ減りますw 体感で1h/20%くらいでしょうか。

ProXとPro9のどちらを使うことにするのか

正直、すごく悩んでいます。もう数日使ってみないとわかりませんが、1日の使用でバッテリーが切れなければPro9、切れるようであればProXかなぁと思っています。Googleドライブのデータ同期は非常に優秀で、今回ProXのために、一度全データのクローンをOneDriveに入れて全端末で同期してみたのですが、デスクトップでExcelファイルを編集し、移動中にProXで開こうとしたら、同期されていない!などが今日1日だけで数回発生しました。Googleドライブではこういったことはありません。そういった意味でもPro9のアドバンテージは大きいと思います。

ARM版Windowsの今後

Surface Pro9 5Gという設定でSQ3を搭載したARM版Windowsの最新版は発売されていますが、25万円という価格設定で買う気にはなれませんでしたが、MicrosoftがARM版のラインアップを続けてくれているということは今後も互換性を上げつつ開発はすすてくれるということだと思いますので、個人的には非常に期待しています。それだけバッテリーが持つというアドバンテージとネイティブアプリのサクサク感は十分だということです。SQ3でも性能的にはIntelのCore i5程度と聞いているので、まだまだ性能は上がっていくはずです。今はまだ期待をしている人が少ない状況だと思いますが、私は個人的に期待しまくっています!

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