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『いつか』の呪い

経験上、「いつか」は99%の確率でやってこない。

「いつか一緒に遊びに行こうね」はこれから疎遠になっていく合図だし、「いつか買ってあげるよ」はトイザらスで駄々をこねる子供を持つ親が数えきれないほど使ったであろう、その場しのぎの定番文句である。


明確な日時を指定しない「いつか」という言葉を
無条件で信じるほど馬鹿な人はいないと思う。

それでも私は、残りの1%を信じる。
それが唯一の希望だから。
「いつか家族が元通りになる」って、
「いつか私は自由になれる」って、
そう言い続けるんだよ。