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Python勉強記(1)はじめに


読み・書き・Python

かつては「読み・書き・そろばん」と言われていましたが、現在は「読み・書き・プログラミング」となりました。

小中学生はタブレットやChromebookを使い、高校には「情報」という新しい科目が設けられ、子どもたちは多くを求められています。

日本の情報教育については多くの意見がありますが、それは別として。

私は58歳で、いわゆるアラカンです。数年後には定年退職を迎えます。
退職後の生活について、毎日考えています。

「リスキリング」や「学び直し」という言葉がよく聞かれます。認知症予防のためにも新しいことを学びたいと思っており、同年代の多くも同じように考えているでしょう。

そこで「読み・書き・プログラミング」の話です。学びたいプログラミング言語として、Pythonは常に第一選択肢として挙がります。

50代からPythonを学ぶ意義

「それは少し厳しすぎるのでは?」と多くの人が言うでしょう。私もかつてはそのように思っていました。

次の記事をご覧ください。

好奇心から始めたとはいえ、Swiftを使ったiOSアプリ開発は決して容易なことではありません。それを若宮さんは成し遂げました。

グレース・ホッパーがCOBOL言語を開発したのは50歳を超えた後でした。彼女は「コンピュータおばあちゃん」として知られています。

数学者および物理学者であるゾフィ・ジェルマンは、47歳のときにフェルマーの最終定理について重要な一般定理を提唱しました。その詳細は専門的な内容ですが、INTEGERS(せきゅーん氏)のブログで詳しく解説されています。

女性の話題に続き、中年男性の星である伊能忠敬に触れましょう。彼が56歳で測量を始め、日本地図を作成したことは非常に有名です。しかし、「彼は頭が良かったのでしょう?」というのは単なる妬みです。当時の平均寿命を考慮してください。

ビッグネームが続いているけれども、40代や50代になってもまだ活躍できると感じませんか?

この勉強記について

この学習記録を通じて、私たちと一緒に学び、50代であってもPythonプログラミングが可能であることを実証しましょう。

ある日、こんな記事を読みました。
(noteで引用するのは3回目くらいです)

記事には、先述の若宮正子さんの著作が取り上げられています。
この学習記録を書き始めたのは、金沢大学の文章に刺激を受けたからです。

「高齢者はPythonで社会貢献を!」

進め方

長い前置きはここまでにして、早速始めましょう。

これは教科書ではなく、勉強記=学習ノートです。
単に私が書くことに対するハードルを下げるための口実に過ぎません。

したがって、進捗は遅めですし、目的達成のために必要最低限の内容のみを記述します。
思いつきがあれば、それを追記していくスタイルで進めていきます。

CPython3について説明しますが、特に断りがなければ、他言語との比較でC言語を引用することが多いです。また、「昔はC言語で活躍していた」という中高年の方々も考慮に入れています。

Pythonを手ぶらで学びたいということであれば、まずはGoogle Colabを使って対話式でサンプルを試してみましょう。
次回に詳しく説明しますが、Googleアカウントを事前に準備してください。
既にお気に入りの環境(公式PythonやJupyter notebookなど)がある場合は、それを使っても構いません。
ただし、初めは対話式の環境で学習を始めることをお勧めします。

ではまた!

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