自分の選択に自信がもてた転職活動【POSIWILL CAREER体験談】
POSIWILL CAREERで自己分析プランを受講後、半年後に再度POSIWILL CAREERで転職活動をサポートしてもらうことにしました。自己分析プランで方向性を見つけられ、退職報告を行ったものの、思うように転職活動を進められずに右往左往・・・自己分析と転職活動の考え方違うことを学びながら活動した1か月半を振り返ります。
転職先未定のまま伝えた退職
地元にある医療機関に事務職として入職し10年半、32歳の私は、「このままでいいんだろうか」という漠然とした悩みを抱えていました。そんな時に出会ったPOSIWILL CAREERの自己分析プランを通して、自分の進みたい方向性を見つけることができ、今回転職に至りました。
「普通は転職先が決まってから退職を伝えるよね・・?」というあるべきという思考に心が揺らぎましたが、POSIWILL CAREERの自己分析で見えた自分の方向性に進みたい、思っているだけではまた同じ悩みを繰り返すから行動しよう!という気持ちで、転職時期を決め、転職先未定のまま退職に踏み切りました。安定していた状況から抜け出すのには勇気がいりましたが、自己分析で少しづつ自分の選択を信じる(自信)ことができるようになってきたため、退職を伝えた時は気持ちに余裕がありました。
最初は、職場の先輩に退職を伝えました。「働く人の話を聴き、サポートする仕事がしたい、コミュニケーションが求められるから・・まずは営業事務とかな・・?」と伝えました。この時点では退職する軸は曖昧・・それでもこの状況をしっかり受け取ってくれた先輩のおかげで、職場やPOSIWILL CAREERで経験した「コーチング」のようなことが提供できるようになりたいんだということを自覚でき、上司への退職理由も「コーチングのような仕事がしたい」と伝えました。
POSIWILL CAREERで実感した「話を聴いてもらうことで自分の思考を整理できる」ことをこの時も実感し、私がこれからしたいことは人の話を聴くことだと思うようになりました。
2度目のポジウィル
退職を伝えてから、コーチングを検索ワードにして求人を探してみたものの、なかなか思うような求人にたどりつけず、迷走し始めていました。この時、私のTwitterをみてくれたトレーナー永井さん(http://twitter.com/kei_napo)がDMをくれたことがきっかけになり、1回目の自己分析プラン受講に続き、転職活動の伴走もお願いすることにしました。ポジウィル2度目・・自分で転職を決められないことへの自己嫌悪と素直に頼ることができないプライドの高さが受講を迷わせましたが、振り返る今、2回目も永井さんに伴走をお願いしてよかったです。自己分析と転職活動では考えることに加え、転職活動といった行動が伴うため、ひとりで転職活動をしていたらまた同じ思考癖に陥り、転職後も同じ悩みを繰り返すことになっていたと思います。
2回目のトレーニングは、自己分析プランの続きとして、改めて転職理由、退職理由の軸整理から始まりました。私の場合は、1回目のトレーニングでやりたいことの方向性をみつけ、2回目のトレーニングでやりたいことの方向性を踏まえ、具体的な求人に落とし込んでいくといったサポートをしてもらいました。
やりたいことは過去にあった
1回目のトレーニングでやりたいことの方向性が見つかったものの、具体的な「やってみたいこと」がみえたのは、2回目のトレーニングを受講してからでした。
1回目のトレーニングを終えてわたしの実現したいことは、”話を聴きサポートすること”と”働くことに悩みを抱えている人が対象”でした。なぜ話を聴くことなのか、なぜ働く人にこだわるのか、自分でも自覚していませんでしたが、腑に落ちたのは永井さんからの「ちひろさんが経験したからじゃないですか」というフィードバックでした。
これらの経験とフィードバックで気づけたことは、やりたいことは「過去」にあって、ありたい姿は「未来」にあるということです。POSIWILL CAREERで聴いてもらったという体験が自分のやりたいことにつながっていることがわかり、ありたい姿を描きやすくなりました。
また、面接で求められる転職理由やきっかけを言語化していきましたが、長年自分の気持ちを「なんとなく」と捉えていたため、言語化は容易ではありませんでした。しかし、感情とその背景にあるストーリーを語れるようになるといいといったアドバイスのもと、以下のように言語化することができました。
<転職を考えたきっかけ>
なんか変わりたいな~、このままでいいのかな~という漠然とした思いから、職場で推奨されてたコーチングに参加。自分を知ることが重要であることを実感。わたしってどうしたいんだろうを模索し、POSIWILL CAREERにたどり着く。トレーニングを受けていくうちに、ありたい姿を考えるようになる。ありたい姿は身近な人の役に立つ存在でありたい。コミュニケーション能力が問われることを仕事にしようと考える。
<転職理由>
「コーチング、先輩、POSIWILL CAREERで話を聴いてもらったことで思考を整理し、転職を決断することができた」という実体験から、働くことに悩んでいる人の話を聴き、サポートする仕事をしていきたいと思うようになった。また、条件だけでなく、仕事内容を大切にした働き方をしようと思い、これまでの経験が活かせる仕事にキャリアチェンジしたいと考えた。
<会社選びの軸>
これまでの人事・教育の経験が活かせる仕事
働く人を応援するサービスを提供していること
転職を決めたもののやりたいことがないという悩みも、過去を振り返ることで解消することができました。
面接官と話せることが自信につながった
軸を再確認した後は、永井さんと一緒に求人探しと応募を始めました。これは1回目のPOSIWILL CAREERには無かったサポートです。応募した会社は14社、1次面接に進めたのは8社、4社は1次面接落ちしました。新卒当時書類選考で落ちまくっていた私ですが、1次面接にたどり着くことができたことがうれしく、面接コンプレックスの克服につながりました。そして、転職理由やきっかけ、これまでにどんな仕事をしてきたのかを整理し面接に臨めたおかげで、面接官に臆することなく話をすることができました。
大切にしていたことは、企業理念と自分がやってみたいことの軸を意識したことです。面接を行う中で見えてきたこともありました。途中、転職することが目的になり、企業の条件に自分を合わせていきそうにもなりましたが、面接が終わる都度、永井さんに報告し、サポートしてもらいました。
内的要因と外的要因を理解できた
内定をいただいた会社に決断する時、不安、葛藤、迷い、焦り・・いろんな思いが爆発しました。同時進行で登録していたエージェントから進められる求人にそそられる自分、条件になびく自分、親の目を気にする自分、家族も納得する転職にしようか、内定を辞退したとして次が決まるのかわからない・・・こんな思いを打ち明けた時に、
「どれも外的要因ですね」という永井さんからのコメント。
あ、そっか。これが周囲の状況や他者からの影響などの『外的要因』で意思決定していることなんだ、と内的要因と外的要因の意味が腹落ちした瞬間でした。2回目のトレーニングを始める前に決めた目標は、”仕事内容で会社を選ぶこと”であったのに、無意識に外的要因で会社を選択しそうになっていました。「なんのために1回目のトレーニングで自己分析を受けたんだろう」、「これまでの私は条件で選んできたから仕事に悩みをかかえていたんじゃないか」と思い直し、今回実現したい自分の気持ちを優先しようと内定をいただいた会社に決めることができました。
自己意思決定にこだわった関わりをしてくれ、軸から外れそうになった時には「本心ですか?」とストレートなフィードバックをくれる。自分の気持ちがどこにあるのかを確かめながら、真剣に向き合ってくれるトレーニングは素敵すぎました。
わたしのありたい姿
右往左往しながらも転職活動を終えることができました。今回のトレーニングを終えて、ありたい姿を改めて考えました。
<ありたい姿>
・人の話を聴き、人の心を癒せる人である
・仕事が生きる楽しみにのひとつであり、いきいきしている人である
<やりたいこと>
・他者との違いを受け入れ、「自分でいい」とらしさ全開で生きる人をふやすこと
自分の気持ちに違和感を感じた時に見直し、更新していこうと思います。
ポジウィルキャリアのトレーニングを受けて
以上が、2度目のPOSIWILL CAREERのトレーニングでした。1回目とはまた違い、自分の選択をこれでいいと思える力(自信)をつけることができるようになったことは、なによりの財産になりました。トレーナーの永井さんは、1回目と同様、面談での適切なフィードバック、学びを深めるための情報提供、日々のチャットでメンタル面を支えてくれる、そして転職後のイメージまでも寄り添ってくれました。(本当にありがとうございます!!!)
最後に・・わたし一人では納得する自己分析や転職活動をすることができなかったと思います。それは、これまで生きてきた価値観が染みついていて、自分では気づくことができず、同じ選択を繰り返してしまうから。客観的なフィードバックをもらえて、自分で意思決定することにこだわった関わり方をしてくれるため、自立度が高まる。そして、とにかく面談が楽しい。向き合いたいけど一人だとなかなかできない、仕事ってこのままでいいのかな・・という思いを抱えている方は、トレーニングを受けることも一つの方法と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?