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「君と夏が、鉄塔の上」読書感想文

 「君と夏が、鉄塔の上」は、おととしの夏に初めて読みました。今回、読書感想文を書くにあたって、再度読みなおしをしました。1度目と2度目で、感じたことに違いがあったので、それを書こうと思います。  始めて読んだときは、ただただストーリーの行方に夢中になりました。 鉄塔の上の男の子の謎や帆月の焦燥感の理由が知りたくて、ひたすら読み進めました。  伊達くんと帆月が89号鉄塔の上で、夕日に染まった荒川を下るおみおくりの儀を眺めている風景は、本当に神秘的で、読んでいて物悲しくなりまし

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