見出し画像

童貞彼氏より渾身の一撃を食らう、マッチング沼出身女

「おはよう」
今日は二人きりで遊べる休日の日だった。 

前日飲み会帰りに合流し、自宅で一緒に過ごした私たちは明日の朝に予定を考えようといって眠りについていた。

朝のおはようの後、身支度を整えようと洗面所へ向かいかえると
彼の表情が曇っている。

どうしたんだろう、声をかけてみると口ごもりながら急遽実家へ帰らなくてはいけなくなったと伝えられた。
あぁそうか、、そんなこともあるのか。

彼の実家は同じ県内にあり、そう遠くなかった。
急に彼との予定がなくなってしまうことへのショックを隠しながら、大丈夫だよと声をかける。
「本当にごめん」彼から言われた時、悲しいのは二人なんだだと気いた。・・・こんな時こそ寄り添わなくては。

彼が帰り支度をしている時、
「今日の最後に渡そうと思っていたんだけど」と手にしてたカバンから箱を取り出して渡してきた。

チョコレート・・?
(心の中)今日は記念日でもなければ、ホワイトーデーでもない。
私がチョコ好きって話をしたわけじゃない。どこかのお土産だろうか?

「ちゃんと好きって伝えたことなかったから、今更になっちゃってごめんねだけど、君のこと好きだよ。チョコも食べてくれたら嬉しい。」

 

やられた。

以上です。

見ていただいた方ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?