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「話を聞いてくれる人」って、どんな人?

思う存分に話すと、スッキリする!
頭に浮かんだことを行き当たりばったりに「自由に話す」。ホント、気持ちいい。

だけど、話しをしてスッキリするには「相手がいる」。「話を聞いてくれる人」だ。そこで、「話を聞いてくれる人」について、考えてみた。

「自由に話す」と、自分の色んな面を知って欲しいという欲求が満たされる。楽しかったことを思い出して、好きなものを腹いっぱい食べたように満足する。話しをしてスッキリするのは、満腹感に似ている。ただし、話しをして満腹感を得るには「話を聞いてくれる人」が必要だ。

「話を聞いてくれる人」とは、「相手が大切だと思うものを、自分も大切だと思える人」だ。

「鰯の頭も信心」なのだ。「どんなにつまらないものでも、信じている人にとっては尊いもの」という姿勢で、話を聞くことが肝心になる。間違っても「それって意味(価値)あるの?」なんて、口に出してはいけない。

もちろん「そんなこと言っても“つまらないもの”は“つまらない”のだから仕方ない」という意見はある。それもそうだ。「相手が大切だと思うものを、自分も大切だと思う」ことが、ムリなときもある。

でも、諦めちゃダメだ。「相手がそれを“大切にしていることを大切にする”」のだ。

「トイレのフタを閉めない問題」を、ご存じだろうか?トイレのフタを閉めることを「当然」と思う人にとって、「閉めない行為」は信じられないので、「閉めない人」を許せないのだ。

ちなみに僕の立場は「どっちでもよい」だ。しかし「鰯の頭も信心から」を思い出して欲しい。相手の話を聞いているとき、相手が強硬な「閉める派」だと分かったら、否定や反発しないこと。「どうでもいいじゃん」なんて、ホンネを言う必要はない。「相手がそれを“大切にしていることを大切にする”」って、その程度のこと。簡単だけど、人間関係の重要ポイントだ。

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