生後6ヶ月になると、夜通し寝るようになる?


なりません!!!笑
もちろんなる子もいるだろうし、もっと早く夜通し寝る子もいると思いますが、うちは違いました。

夜通し寝るどころか、どんどんねんね下手になっていきました。
ねんね"下手"と表現すべきか、成長の過程というべきか…
赤ちゃんが細切れで起きてしまうのは脳の発達上、
普通のことだそうで、成長の過程だというのは
頭では理解できるけど、それに付き合う私からすると、
『うん、成長の過程だね!OK!』という精神状態に
なれるときばかりではなかったです。

夜通し寝るようになるために教科書通りやってもダメだった

生後8ヶ月の頃、藁にもすがる思いで、ねんね本を購入しました。

そこに書いてあることを読むと、
我が家の睡眠環境はすでに整っているようでした。
…具体的には…
 ・昼夜のリズムをつける
 ・カーテンから明かりが漏れないようにする
 ・ホワイトノイズを朝まで流し続ける
 などなど。

その他は活動時間や夜起きてしまったときの対応の仕方(あまり声をかけすぎない。声のトーンはつまらなそうにするなど。)等も実践するようにしました。
あと残すところはネントレをするだけな状態でしたが、やっぱり何度本を読み返しても、
泣いている我が子を目の前に
『ママはここにいるから大丈夫だよー。ねんねだよー。』
という淡々とした声かけ&なるべく触れ合わない
を実践できる気がせず、
本に書いてある方法を自分なりに
もっとゆるめにアレンジして実践していました。

でもその方法も2〜3日は効果があったように思えたんですが、それ以降は余計に酷く泣いたり、頻回に起きたりして1週間くらいで終わりにしました。

そして我が家では結局のところ、本に書いてあることをどれだけ実践しても夜通し寝ることはありませんでした。

寝させようとするのを諦めたら楽になった

息子の睡眠のためにやれることは全てやった。

でも寝ない。

『もう寝ないもんは寝ない。いつか寝れるようになる。』
やっとこう思えるようになったとき、少しずつ楽になっていきました。

寝ないものは寝ないと諦めがつくまでは
生後1ヶ月くらいのときから
つけ始めたピヨログで
息子が起きるたびに、"起きる""寝る"の
記録をつけていました。

なので起きるたびに今何時なのか分かってしまっていました。

時計なんて見なければいいのは分かっていたけど、
息子が何時間寝れているのか、
記録しとかなきゃって
そのときは本気で思っていました(笑)

『1日トータル9時間しか寝てない!!もっと寝かさなきゃ!』とか本気で思ってました(笑)

でも夜起きたとしても、
就寝時間と起床時間が毎日規則正しければ、
そして昼間元気よく過ごせてれば
なんの問題もないんだから
もう記録にこだわるのはやめよう!と思い、
続けてきた睡眠記録と授乳の記録をやめました!

すると、時計を見ないので精神的にとっても楽になりました!笑
時計を見ないだけでこんなに楽なるんだ!って思ったのを覚えています。

ログ付けをやめたこと以外にも、
息子が夜中起きたときの声かけの方法も
本に書いてあるような淡々とした声かけではなく、
普段通りの安心させるような声かけをしたり、
子守唄を復活させました。

すると、あら不思議。

夜泣きの回数や酷さがだんだん和らいできました。

無計画な断乳。でもやってよかった。

そして、生後10ヶ月の後半頃に
久しぶりに会った実母が
離乳食と離乳食後のミルクの様子を見て、
『もう固形物のほうが好きそうだね。
ミルクとかおっぱい卒業してもよさそうだね!』と。

そして『もうこんなにお母さんお母さんって甘えてばっかりだとお母さんも大変だから、おっぱいやめちゃいな!』と。

私自身もちょうど、夜間断乳すれば寝るって聞くし、
そろそろ断乳したいなぁと思っていました。

でも『まだおっぱいやミルクからの栄養も必要な時期だって栄養士さんが言ってたし、断乳して栄養不足になったらどうしよう。(←ミルクをあんまり飲まないので、おっぱいがなくなったら替えがきかないと思ってました。)』と不安でなかなか踏み切れずにいました。
それにグズった時の切り札(おっぱい)が無くなることが恐怖でした(笑)

でも実母から言われた言葉で
背中を押されたような気になり、
その日の夜から突然、夜間の授乳を3,4回だったのを
1回だけに減らしました。

息子は突然のことでそれはさぞ困惑したようで、
めちゃくちゃ泣きました(笑)

でも『これは○○(息子)くんとママがお互いグッスリ寝れるようになるためなんだよ。がんばろうね!』という気持ちでなんとか乗り越え、朝を迎えました。

次の日は、初日ほど泣かずに眠れるようになりました。

4日目くらいから完全に夜間は授乳せず、寝れるようになりました。

それでも何回かは夜起きますが、少しトントンしたり添い寝していればまた眠れるようになり、本当に楽になりました。

夜間断乳を開始して10日ほど経ってから
昼間も授乳を減らし、1日1回朝だけにすることができました!

突然の断乳を決意するまでは
生後10ヶ月でいまだに8〜10回/日の授乳回数でした。
それをいきなり半分に減らし、10日後には1回、
その10日後には0回と結構パパッと終わりました。

本当は乳腺炎とかのリスクを考えると
もうちょっと緩やかにやめていったほうが
安全なのでしょうが、乳腺炎にもならず
息子の情緒も安定していてホッとしました。

こればかりはやってみないことには
分からないので、やる前は不安でした。
でも今はやってよかった!

断乳してからは入眠も早くなり、
夜中起きてもそばにいれば、
またすぐに寝付くこともできるようになり、
連続で4時間くらい寝れるようになりました。
(え?4時間しか?って思ったそこのあなた。
それまでは1〜2時間おきに起きてたんですよ笑
下手したら30分で起きちゃうときもありました。)

断乳したおかげもあるかもしれないけど、
単純に月齢が進んで成長したから
というのもあるのかもしれない。

何はともあれ、少しでも長く寝てくれるようになって
今は本当に助かっています。

まとめ

改めて育児は教科書通りにはいかないと痛感しました。

ねんね本通りにやって上手くいく子もいるかもしれないけど、うちは違いました。

というか、本は正しい知識や実践方法が書いてあるかもしれないけど、それを実践する親たちはプロではない。

なので、実践する前段階のアセスメントが正しくできていない可能性も十分あるなぁと思いました。

どういうことかと言うと、
我が家の場合は夜中起きてたのは
今思えばおそらく目が覚めてしまったときに、
安心を求めていたんだと思います。
それなのに、ねんね本通りに"子どもを興奮させないように声かけはつまらなく感じるように淡々と。"
みたいなのを実践していました。
安心を求めているのに、
淡々と『大丈夫だよー。』と言われるだけで、
抱きしめてももらえなかったら、
そりゃぁ余計寝れないよね。と当たり前のことも、
寝れない日々が続くと本当に訳がわかんなかったです。

寝れないと正しい判断もできなくなってくるし
巷で話題のネントレや夜間断乳に
藁にもすがる気持ちにもなるし
睡眠のことばっかり考えて
育児が楽しくなくなっちゃいます。

今だから思えるのかもしれないけど、
あのときの私に言いたいのは、
『そんなに睡眠にこだわり過ぎなくて大丈夫!
とりあえず今すぐログ付けやめな!
夜泣きで起きたら、
う〜ん起きちゃったのね!よしよし。大丈夫だよ。
ギューーって思う存分抱きしめてあげな!
そんなことで興奮して寝れなくならないから大丈夫だよ!』
です。笑

私も含め世の中の育児中のみんなが
楽しく育児できますように。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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