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SFC修行 #10.1 千歳発遠回り伊丹行①

4回目となります。

今回の旅程は2泊3日で新千歳から那覇へ向かい、大阪に寄り道します。

行きは朝のフライトで新千歳から羽田へ向かい、羽田で乗り継いで午前のフライトで羽田から那覇へ向かいます。昼過ぎに那覇へ到着すると滞在数時間で伊丹へ向かいます。西日も落ちて暗くなりゆく頃に伊丹へ到着。その日は大阪市内某所に宿泊、翌日は友人宅に宿泊。帰りは昼のフライトで新千歳へ直行します。今回はあくまでSFC修行なのですがちょっとひと休みして修行以外の要素を付け加えてみました。何とも遠回りなSFC修行ですが、たまに遠回りしてもいいんじゃないか、そう思いながら沖縄へ向かいます。


プロローグ

2024年07月18日 新千歳空港21時頃

今回は朝早いフライト合わせて新千歳空港に前泊することに。
仕事は鐘と共に去りぬで終えて、帰宅すると身支度を整え、小さなカバンを持って車に乗り込み出発。最短ルートで山道を気持ちよく走り、夕焼けが綺麗だった空は暗くなってしまい、空港を目の前に千歳で晩飯、いつの間にか夜になっていました。空港に到着して駐車場で主が帰ってくるまでお休み。
屋根付きの駐車場なので快適だと思います。そのまま空港内へ向かいます。

新千歳空港に泊まってみる

今宵の宿は空港ビルの中にある新千歳空港温泉へ。

ターミナル直結で朝早いフライトでも安心(ただし、寝坊に注意)、ここで温泉に入り、レストランでグルメ、ショッピングモールみたいに店も並び、映画館もあります。多分、飛行機に乗らずとも空港に泊まって空港が楽しめてしまうのが新千歳空港だと思います。

部屋は洋室ツイン、ビジホというより温泉旅館みたいな雰囲気です。部屋にシャワーもありませんが温泉入り放題なので問題ないと思います。部屋数は少ないですが、温泉施設がメインなのでオマケみたいな感じでしょうか。

遠回りして大阪へ

2024年07月19日 新千歳空港内6時20分頃

修行僧の朝は早い(in 新千歳空港)

いつものように早起きして、いや、修行僧は朝早いのが当たり前でしょ。
寝起きといえば眠い目を擦りながら温泉へ、大きな風呂で湯に浸かり、眠気を吹き飛ばして目が覚めました。身支度を整え出発しました。

オープンしたばかりのターミナルは目覚めという感じでしょうか。
初便が飛び立つのは少し先のこと、いつも賑やかなセンターも人影も疎ら、
札幌市内から列車やバスが到着するようになれば人影も増えるでしょうね。

今回はプレミアムクラスへアップグレードしているので専用入口を経由して保安検査場を通過してラウンジに寄り道します。

朝といえばビールではなくてフレッシュにトマトジュースを頂きました。

札幌/千歳→東京/羽田 NH52

フライトは札幌/千歳08時30分発→東京/羽田10時05分着のNH52便。

搭乗開始は08時15分ですが、早めに事前改札サービスが始まってスムーズに搭乗が進みました。今回は「Group2」で搭乗しました。
機種はB787-9(78G)、座席は機内最前方の窓側席でした。

定刻より少し遅れて08時30分に出発、プッシュバックが始まる頃に案内放送が入り、非常用設備の説明が続き、離陸前の準備が整い、地上走行で滑走路へ向かいます。08時40分頃に新千歳空港を離陸しました。
地上を離れると、一気に高度を上げていき、雲を抜けて青い空の上へ。

空の上で朝飯ですが、サンドイッチと野菜スープ、フルーツと軽めの内容。
先月と同じに見えましたが、パンは同じでも具材が違うみたいです。ウェブでメニューを確認してみれば、毎月違うサンドイッチが出てくるようです。

離陸後は南へ一直線、雲の上で青空の下を飛行、太平洋を越えて北東北から南東北を縦断し、何かを避けるように右へ左へ旋回、いつもと違うルートで関東地方を南下していきます。

着陸に向けて高度を下げていき、雲を抜けると関東平野上空、何かを避けるように迷走するような飛行ルート、遠くに見えたのは富士山でした。

千葉市上空から東京湾へ、東京を一望するように大きく旋回しながら最終の着陸態勢に入りました。

10時01分頃に羽田空港D滑走路へ着陸、滑走路を離脱してターミナルへ向かいますが、羽田よくあるでスポット空き待ち、誘導路上で待たされました。
効率を考えてスポット運用を組んでいそうですが、実際は発着遅れの連鎖で
地上走行中に待たされることが多々あるみたいです。

いつもとは違うルートで飛行距離が伸びたと思いますが、思いのほか順調なフライトで若干遅れましたが10時13分に64番ゲートへ到着しました。

トランジット・イン・羽田空港

次のフライトへ乗り継ぎますが、64番ゲートから61番ゲートなら近いはず、そう思われがちですが61番ゲートに一番近い乗り継ぎ施設まで歩きました。乗り継ぎで移動なら到着コンコースを歩いたほうが人が少ないので快適だと思います。(どこを通過しようが乗り継ぎ可能とのことです。)

東京/羽田→沖縄/那覇 NH471

フライトは東京/羽田11時35分発→東京/羽田14時15分着のNH471便。
今のところ出発準備も順調に進み、定時出発出来そうな感じ。が、搭乗開始間際になって機内持ち込み不可そうな大きいスーツケースを持った人が登場して遅れは確定しそうな感じでした。

少し早い11時10分頃から搭乗開始、遅れることはよくありますが早くなることは少ない、窓側席につき「Group3」で搭乗しました。
機種はB777-200(772)、座席は機内最後の窓側でした。この路線ではB777遭遇率が多い、需要に応えるためレトロでもキャパのある機材が惜しみなく投入されているのでしょう。B787とのキャパに大差がない気もしますが…

さて、出発準備に時間を要し~、というイイワケで遅れて11時48分に出発。プッシュバックして地上走行、いつもと違うルートじゃない?、と思いつつ第2にターミナルの反対側へ、滑走路手前で離陸待ちで暫く待機します。
A滑走路から12時06分頃に離陸し、南の方へ向かい飛び立つと川崎臨海部の工業地帯を見ながら高度を上げていき、この先、沖縄へ向かう定番ルートで横浜から相模平野を通り過ぎていきます。

雲の中からひょっこり姿を見せる富士山、頂上に雪のない夏山仕様でした。

飲み物のサービスがちょうど昼飯時となったのでビーフコンソメスープを頂きながら、出発前に売店で買ったサンドイッチを食べました。

夏空の下をフライトは順調、数十分ほど寝ていましたが、その間に奄美大島のあたりまで飛んできました。そろそろ着陸へ向けて降下を始める頃です。

高度を下げていくと分厚い雲の中を抜け、最終の着陸態勢に入り、本島北側の海の上で大きく旋回します。進路を滑走路へ向かって一直線に合わせるとエンジン出力を落として水平飛行します。

14時06分頃にB滑走路へ着陸しました。一気に速度を落とすと滑走路を離脱してターミナルへ向かいます。出発時の遅れは余裕で回復したらしく、定刻より少し早く14時13分頃に33番ゲートに到着しました。

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