読書記録(死に支度)
小説というよりは瀬戸内寂聴さんのエッセイといった印象でした。
面白かったのは若い秘書とのやりとり。
孫と言えるくらい若い秘書と対等の立場で会話を楽しんでいるし、秘書も百戦錬磨のお婆さんに挑んでいるようで面白い。
秘書さんも寂聴さん同様に口が悪いけれど、人の心を掴むことに長けて温かみがあり、若いのに凄いなぁと。
瀬戸内寂聴さんはお坊さんという立場からは想像し難い口の悪さだけれど、それが帰って人間味をましていて嫌味に感じない。
ネガティブにも感じない。
むしろ色々なエピソードを知るとポジティブに感じられる。
一度で良いから説法を聞いて見たかったなぁ。
若い秘書さん、現在もご活躍されているようで良かった。
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