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フリージア💐


0214.永眠。

驚き、悲しみ、感情はよくわかりません。
だってお会いしたのは数えるほどで、家庭環境も複雑。

ただ、私は毎年、年賀状や手紙のやり取りはさせていただいていました。
血の繋がりなんて関係なく、また、電話すると
いつも、
ありがとうねぇー
素敵な孫2人をありがとうと言ってくださいました。
リウマチで少し動かしにくくても、歩きづらくても、ほんと綺麗な字で、手紙を書いてくださったことも覚えています。

ただ、元気なうちに、生きているうちに、
祖母が大切にしていた、八丈島を

八丈島にいつか、いつか行きたいと
いつも手紙に書いていたのに、
祖母と、八丈島の景色を見たかった。

あの時、私が神戸に残るという決断を中学3年の受験の時にしていなければ、おそらく行けただろう。もっとお話しすることもできただろう。

7年の月日はあったのに、
受験と資格取得に追われる毎日。
いや、それを口実に関東に帰らなかったのは私なんだよなと、、
島に行くとなると夏の長期休暇になるけれど、
世間一般では、大学なら自由に行けるやんと言われそうだけど、

私の大学生活は、、

大学1年 宅建士(7時に大学からの22時帰宅)
大学2年 行政書士(7時に大学からの22時に帰宅)
大学3年 行政書士(自宅で12時間以上引きこもり  法律を円覚え)からの公務員試験へシフト
大学4年 公務員試験

この手段で、間違いなかったと言い切っているけれど、犠牲にしたものも大きかったなと。
この選択は、大学受験を全部落ちていきたくないと言い続けて、祖父に行けと言われたFラン大学に行くと決まった時に

祖父母に恩返しをしなきゃ。(親のように面倒をみてくれて、育ててくれて、、手術も親にも黙ってやって、いつもそばにいたのは祖父母だった。
(神戸の祖父母はまだまだ健全です笑)

就職は、家族が誇れるところに行きたい。
もう大学名で学歴差別なんて受けたくない。

学歴があっても結局中身ない人、過程がない人は、仕事や性格に出るなーと、個人的に感じます。(私はそんな人とは関わりたくないですが笑)

資格をとって見返す!
法律を学び、資格として見えたら学歴は消えるだろう!信頼が生まれるだろう。
私の将来は自分で勝ち取る
人生100年時代を生き抜くために
お金というものにがんじがらめになりたくない
お金があれば愛も、余裕も、幸せも、笑顔も、自ずと生まれる
(これについてはいろんな考えがあると思いますし、お金がなくても幸せだと言い合える愛を育んでいる方もいるという事実も承知の上です、、しかし私の経験ではそうではなかったので)

そんな想いで全てに全力を注ぎました。

これが正しかったかどうかはわからないけれど、
でも、亡くなった祖母も含め、ずっと遠くから応援してくれていました。

がんばりすぎないでね。
いつか八丈島にきてね。
体調には気をつけてください。

愛のあるメッセージで涙を流すこともありました。

普通であれば、葬儀をするため、忌引きを取り(3日間取れる)なのですが、
少し違うため、
20日の火葬、49日、八丈島に帰してあげるまでは、絵を描き続けようと思います。

2月3日の節分の日に誕生日を迎えた。
18日に私は絵を父に預ける予定であった。
14日は妹の誕生日。

人の死を弔うのはこれで4回目です。
4回とも幸せな弔いとは言い難いものです。
だからかもしれません、悲しみから立ち直れないというのが普通なんでしょうか?わかりませんが、いろんなことを24年のうちに経験し続けてしまい、全てを達観してみるようになり、
人の気持ちをなぜか言わなくても汲み取れるようになりました。

妹はひぃおびいちゃんの生まれ変わりとも言われており、ホワイトデーはいとこですが、こちらもひぃおばあちゃんが亡くなった時に関連しています。
相続問題もいろいろありました。
だからこそ、行政書士を取得しました。

ただ、今回はすべてが突然過ぎて、まだお顔さえも見てなくて、現実という実感が湧きません。

認知症の症状もあったみたいなので、
コロナ禍も施設に入居しており、会うことも制限されていたので、
常に父との電話越しから

八丈島へ帰らせろという声がいつも聞こえてきました。なかなかに複雑で、無念なのは父だろうなと。八丈島に連れて帰ってればよかったじゃんと思う方もいるかもしれませんが、なかなかに難しい状況でありました。

近年の天候の不安定。
交通手段が限られている。
1人で置いて帰れない、、などなどいろいろな複雑な想いがあったのだろうと推測しています。


20日は大好きだった、
フリージアの花を献花するようです💐

フリージアの花言葉は、「親愛の情」「友情」「感謝」

「親愛の情」や「友情」など友に関する花言葉が多いのは、デンマークの植物学者エクロンによってフリージアが発見された際に、親友の医師フリーゼにちなんで「フリージア」と名付けたことに由来しているといわれている。

調べてみると
2月14日の誕生花は
黄色のフリージア。

花にはいろんな花言葉があり、それがマイナスのものもあるけれど、フリージアはとても前向きな花言葉ばかりです。

愛のある祖父母らしい花です。

49日まで、フリージアを描き続けたいと思います。

八丈島に一緒に帰ろうね。

※このマスコットは、八丈島とは関係ないです笑。ミウルという子です笑。

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