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世界のツル15種

世界のツル15種を撮影できたので、ここで一度まとめておきましょう。

まずは、日本で見られる7種。

最初は、日本を代表するツルといっていいでしょう、

タンチョウ。北海道の主に東部に、一年中生息しています。冬場は給餌場に集まるので、釧路か鶴居の当該地を訪れれば、確実に見ることができます。

次いで、実は日本で最もたくさん見ることができる、ナベヅル。冬になると、鹿児島県の出水市に、世界の生息数の8-9割にあたる1万羽以上が集結します。

次いで、同じ出水市で千羽以上を見ることができるマナヅル。

次は、出水市で少数ながら毎年見ることができるカナダヅル。この写真は出水でなく、滋賀県に飛来したときのものです。

同じく出水で毎年少数が見られるクロヅル。英名Common Craneが示す通り、ヨーロッパ基準では「普通のツル」。

次からは少々珍しいツル。出水でも、飛来すればちょっとした騒ぎになる(でも何回も来ている)世界的希少種、ソデグロヅル。

日本で見られる種類の最後は、たぶん一番珍しいと言っていい、アネハヅル。ヒマラヤを越えるツルとして有名です。写真は出水でなく、石川県に飛来したときのもの。

ここからは、日本では記録のないツルです。まず、オグロヅル。観察地として日本ではブータンが有名ですが、これはチベットのラサ近郊で撮影したもの。

次の2種はオーストラリアのケアンズ近郊で撮影した種類。まずはオーストラリアヅル。(後ろに写り込んでいるのは後で出てくるオオヅルです。よく似ていますよね)。

ついでオオヅル。本種はインドやカンボジアでも観察することができます(それぞれ別亜種)。

次がアメリカで観察した種。絶滅の危機からよみがえったとして有名な、アメリカシロヅル。テキサスの海岸にあるアランサスで越冬するものを、ヒューストンから初の海外ドライブをして見に行きました。

そして残り4種が、日本人にとっては難関(遠いから)の、アフリカ4種。まずは初めて南アフリカを訪れて撮った、ハゴロモヅル。

次いで、フランス語圏のセネガルを頑張って訪れて撮った、カンムリヅル。

そして今回の、2回目の南アフリカ。ホオジロカンムリヅル。

最後にホオカザリヅルです。

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