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要するに、惰性

 結局、なんとなく続けられるものが、大切。
 その行為そのものが、どれだけ自分の目的合致していたとしてもそれが自分にとってストレスの温床となるのであれば、それを継続することができない。

 例えば、漫画家になりたい人が、漫画を書くことにストレスを感じてしまうようであれば、それを継続していくことは難しいだろう。
 もちろん、漫画家にはストレスがつきものだ。しかし、そのストレスの原因のほとんどは、漫画を書くことではなく、「漫画を書き続けなければならない」という労働環境のためであろう。 

 どれほど自身の夢を謳歌しても、それが継続できなければいけない。逆をいえば、継続できるものでなければ、それは現実的な夢として成立しない。
ある意味で「いい加減」、すなわち「良い加減」の努力ができなければ、自分の目的を達成することはできないだろう。

 惰性でできることが大切だ。一日、10時間の勉強は難しいかもしれない。しかし、一日1時間の勉強なら、いや、一日30分の勉強なら、誰でもなんとなく続けられるのではないだろうか。
 
 少しずつでいい。塵も積もれば山となる。
 自分を知ることが何より大切だ。理想を追い求めるばかりでは、現実的な結果を作ることはできない。
 自分らしくあるくこと。要するに、惰性。 


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