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それは演技?

ドラマ「放課後カルテ」7.5話
TVerで配信されている。
6年生にとっての最後の音楽会。
クラスで合唱曲と伴奏者・指揮者を決める。
指揮者に一人の女の子が推薦されたが、
女の子は少し不安そうな表情をするも、
周りの声に押され承諾する。
真面目な女の子は指揮の本を読むなどして取組むが、
練習に真剣に取り組まないクラスメイトに悩む。
お腹の痛みを感じ保健室で休むことに。


女の子がいない間に開かれた学級会。
なぜ今回の事が起こったのか、
どうしたら良かったのか、
これから何ができるのか、
子どもたちの意見が交わされた。


ここで気になったのは、
発言する子どもたちの話し方。
これは用意されたセリフ?
言葉が辿々しく、
言い直したり、
言葉に詰まったり。
出た意見を元に話が進行しているのかと思えば、
突然話が戻ったり。



これは…
本当に授業中?


体調を崩した女の子の言葉はセリフに思える。
ただ、
その出来事を元に、
「本当の自分たちの意見」が交わされていたようだった。
それはドキュメンタリーの様だった。
シナリオはあっただろう。
発言する順番だとか、
自分の立場とか。
ただし、
何を発言するのかは、
子どもたち自信が考えたのではないかと思えた。


全員の意識が6年最後の合唱を頑張ろうという方向に向いた。
指揮者の女の子も保健室から戻ってきた。
みんなの気持ちが一箇所に集まった。
練習中の合唱で、
女の子も、
歌っている子たちも、
涙がこぼれる。
演技じゃないと思われる涙が。
いや、
演技だったとしても寧ろ上手すぎる。


あれ?
これ本編が良かったんじゃない?
学園ドラマの最終回みたいだよ?




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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