略語を略すと「り」
下の子がswitchでスプラトゥーンをしていた。
友達と通信をしているようだ。
わたしも以前スプラトゥーンで遊んだことがある。
どうでもいい話だが、
わたしはローラーでキレイに塗るのが好きだ。
うん、
どうでもいい話だ。
話を戻す。
いつも対戦がはじまると、
いくつかのステージの中からランダムに選ばれる。
そういうものだと思っていたのだが、
その時下の子はステージを選択していた。
「え?選択できるようになったの?」と聞くと、
『プラベだよ』と返ってきた。
「え?」
『え?』
「え?」
『え?プラベだよ』
(あぁ、なんとなくわかった。でも…)
「よく知らない人に略語で伝わると思うなよ」
『あ…プライベートです』
下の子との会話の中に略語が増えてきた。
おそらく友達との会話で覚えたのだろう。
それは仕方がない。
ただ、
使う時は相手を選ぶべきだろう。
そして自分も含め、
略語でのみ会話を成立させている内に、
正しい言葉が出てこなくなることも注意したい。
わたしは昔から、
SNS等でよく見受けられる略語に疎い。
そして、
意味を理解してもほとんど使わない。
ただの天の邪鬼とも言える。
特に困っていないので別にいいのだけれど。
略語について、
こんなページを見つけた。
「てきぱき」と「効率的」に。
伝えたい内容に問題ないだろう部位を隠し、
少しでも脳が処理する情報量を減らし、
より内容が伝わりやすくなる。
そう、これ。
短ければいいってもんじゃない。
例えばDAI語(DAIGO言語)のように、
アルファベット頭文字をとって言葉を伝えようとしたって、
ほぼ原型を留めていなければ、
一体何を伝えたいのか解らない。
若者が流行らせる略語は、
若者らしさの表現する手法だったのだろう。
ポケベルや携帯等ショートメールでの限られた字数に文章を収めるために必要とされ、
ネット社会が進み、
素早いレスポンスもまた理由なのではと。
世の中略語は自然と存在するようになったが、
ただそれだけでは堅苦しい文章を避けられるわけではなく、
読み辛い文章は読む気を失せさせ、
結果内容が伝わらないのでは意味がない。
多少は柔軟に流行りに乗ることも必要なのかもしれない。
って言ってる先から、
この文章がすでに堅苦しい…
天の邪鬼発揮中。
だがしかし。
何でもかんでも短ければいいって話じゃない。
少し前に流行った「了解」を『りょ』と言ったり、
「怒っている」ことを『おこ』と言ったり、
2文字はまだいい。
「りょ」すら長く『り』になったのは、
もうわからない。
DAI語と同レベルだ。
最近目にする機会があったのが『ポ』。
ぽ…
ぽ…
ぽ…
ポーツマス・ポーツマス!!
いや、
わかってますよ。
文脈からおそらくの言葉はわかってる。
おそらく当たっている。
でもひどい。
ひどい短さだ。
なぜ略す(・・;
最後に最近はじめて知った事を。
「後」の略字は『后』。
それだけです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。