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エッセイの書き方

エッセイの基本は5行エッセイです。
長文を書く場合でも、5行エッセイを書いてから、肉付けすれば、文章の構成や伝えたいことが明確になり、伝わるエッセイが書けます。


5行エッセイの構成

はじめ:つかみ、言いたいこと
本文①:言いたいことの内容・理由
本文②:言いたいことの内容・理由
本文③:言いたいことの内容・理由
まとめ:言いたいこと

3つの本文はすべて異なる視点にする

5行エッセイを書くときに最も大切なことは、本文をすべて異なる視点で書くこと。この3つの視点の組み合わせでエッセイの面白さが決まるんですね。
どれだけお肉が好きでも、サンドウィッチの具がハムとベーコンとサラミでは美味しくありませんよね。トマトやベーコン、チーズなど異なる種類の具があるから美味しいのです。

3つの本文の組み合わせに目新しさを入れる

3つの視点を変えても、当たり前のことを並べていは面白いエッセイにはなりません。少なくとも1つは、目新しい視点を入れること。

「はじめ」に魂をこめる

どれだけ本文が面白くても「書き出し」がつまらないと読んでもらえません。
そこで、「はじめ」は、本文を書いた後で見直すことにします。本文を書くと、書きたいことが洗練されていきます。脳内で伝えたいことが明確になっていきます。十分に脳内熟成が終わったあとに、「はじめ」を書き直す。そうすれば、今よりもずっと面白くて伝わるエッセイが書けるはず。

例文

つかみ;来週の月曜日、新宿御苑でランチ・ピクニックをしませんか。
本文1;桜の見ごろだし、天気も良いみたいです。
本文2;みんなヘルシー志向だし、体に良いものを持ち込んで。
本文3;久しぶりに集まってお話ししたいですね。いかがでしょうか?


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