量より質

我々夫婦は1年ほど子供ができていない。
そのような行為はしているものの、という話である。

まだ本格的に治療を考えているという段階ではないが、いわゆる「不妊治療」として何か手術をしているわけではないが、その前段階として、お互いに原因がないかを検査をしている状況だ。

妻は軽度の生理不順。排卵のタイミングがやや不定期。ただ、医者には自然妊娠の可能性がないというわけではないという話はもらっている。その水準での不順の度合いだ。

今日はわたくしの方の検査の日であった。すでに血液検査はすましており、その結果を聞くことと、精子の状態を見てもらうことであった。

私の血液検査の結果は異状がなかった。

しかし精子の状態では運動率が34%と低いことが言われた。(WHOの基準で行くと40%以下の運動率は精子無力症と呼ばれるらしい)ただし、量としては平均の3倍ほど多い量を出しているといわれた。1回の検査なので今後上下はあるかもしれないが、自然妊娠できないことはない。という診断であった。

まあ、質は悪いから量でカバーしていこう。って話だと理解した。

正直気持ちとしてはもやもやする。この結果を聞いて何かを改めろと言われても普段からサーフィンのために運動したりストレッチはしている。タバコはしていない付き合いで酒は飲むがめちゃめちゃのむということではない。
もともと身体は強い方ではなくおなかもよく緩くなるので食べるものも結構気を付けている気ではいる。なので健康のためにさらにいろいろ制限をかけるという話が来れば、それこそくそくらえ。と思ってしまう。これまでも健康とかもろもろ気を付けてんのにこれ以上何を気をつけろというんだ、普通に生活させろと。

ただ、こうしたことはとらえ方なのかもしれない。金をかければ睡眠の質、ストレスをためないはかなえられると思う。

睡眠の質としては枕を変えるだったり寝る前に寝室に明かりを持ち込まない、ちゃんと風呂に入って体を温めてから寝るとか。金をかけるならほかにもできることはあんのかも。ストレスをかけないに関しても欲望のままに散在したり、うまいものを食べたり、性欲を満たしたり、スポーツしたり、いろいろあると思う。
欲望をなるべく見えるかして、かなえていく。それがストレス軽減につながるのかもしれない。仕事とか私生活いろいろとストレスのかかることはある。それを軽減する方法を模索する。

その先に自分の人生をプラスにするものがあるのだと思う。(妊娠するかどうかとか関係なく)。もうやりたいことをやる。やりたくないことはやらない、またはやりたいと思うことに変えていく、または人に振っていく。それが自分を楽しくする。結局何かほかのために自分を犠牲にして頑張ることはくそだ。

自分を楽しませる。自分の欲望を満たすために頑張る。それが人生として意味があることなのだと思った。自分を楽しませる量を圧倒的に増やす。それが大事。

あー人生って頑張る人・我慢する人が損をするんだね。

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