暗雲2
【写真】Place de la République レピュブリック広場
パリ3区、10区、11区にまたがる広場です。土曜日、人だかりができていて何かを訴えていました。
金曜日の学校は、ブレンダーを使用した2種類のスープを作りました。
タッパーに入れて持って帰りました。
"Jeulienne Darblay"と"Crème Dubarry"です。
サバのマリネは火曜日の魚の授業でおろしたものをフェンネルやピンクペッパーなどで3日浸けたものです。
授業についてはそれくらいです。
さて、「世界の深さは、読む人の深さである」とは誰かが言った言葉です。(適当)
金曜日、それまで貧弱な英語力(と調理場での余裕の無さ)がために、私には見えなかった根深い問題が、「深さ」を持ち合わせるクラスメートによって次々と明らかにされました。
パリの料理学校、外国人向けクラス。
料理人を志す各国の11人の若者が夢を実現すべく、コロナ禍に仕事を捨て、多くのことを犠牲にし、多額の学費を払って一つの教室に集まりました。実現する夢は異なれど、学校で学べるだけのことは学ぶという点では共通の認識を持ち合わせています。
抽象的な表現にならざるを得ないのですが、いま、深刻な問題を前にして、クラスメートはより一層結束しつつあります。
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