アミューズブーシュ amuse-bouche
▲レシピ
木曜日に控えた"buffet"(ビュッフェ)のレシピです。
6日、翌日に不特定多数向けビュッフェを控え、"amuse-bouche"(アミューズブーシュ)を13種用意することに。
終日仕込み作業に充てられます。
アミューズブーシュは原則一口、多くても二口で食べきれるものでなければならない、とシェフは言います。
求めるのは、着飾った人たちにとって不便がなく、会話の邪魔にならない食べやすさです。
二人一組のペアを3つ作り、13種のアミューズブーシュを分担して作業します。
個人的に担当したのは、コーヒー味でマリネした"Gravlax"(グラヴラックス)、ヤギのチーズで作る"sucette"(ロリポップ)、"rouleau de printemps"(春巻)、タピオカのクラッカーとサーモンの"confit"(コンフィ)、フェタチーズのケーキ。
昼食時、仮想客を演じる予定の別クラスの人たちに"Burger de Homard"(オマール海老のバーガー)があることがネタバレし、彼らの注目はもっぱらそちらへ向いています。
■ハイライト(10月6日)
・作業は終日中国人女子とペア。彼女は2年前にも学校に所属し、パリのレストランで研修したものの、パンデミックで帰国を余儀なくされたらしい。私と同程度の滞仏歴のため、クラス内では例外的にフランス語でやりとりしている。
・相変わらず周囲の'日本好き圧'が強い。危うくモテ期の到来と混同しかける。
・更衣後のギリシャ人クラスメート2人の香水が強い。シャンゼリゼ通りの威勢のいい人たちに似た風情を感じる。
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