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第37週(9/12~9/18)

▲Le Palais de L'Élysée エリゼ宮殿(8区)
週末、大統領が臨む光景も"journées européennes du patrimoine"(ヨーロッパ文化遺産の日)の一環で一般に公開されました。

半袖では間に合わない日も多くなってきたこの頃、街ではチーズの香りが立つようになって、食欲が高まるのを感じます。

17、18日はヨーロッパ文化遺産の日ということで、普段は非公開の建造物も多くお披露目されました。
18日、大統領官邸として使用されているエリゼ宮殿を訪問。

南の門から庭園を伝って建物に続く長蛇の列です。
左手に演説や会食に使われる祝祭の間など、中央に執務室やサロンなど、右手にプライベートの居住空間など。
風の通りがよく、季節柄とても快適です。
マクロン大統領の執務室(左奥)に向かう列とそこから続く通路(右手)。
列が停滞している最大の要因です。
祝祭の間でのテーブルアーツの展示。
独特の柄の皿は、組み合わせるとエリゼ宮の平面図を表すセーヴル焼です。
花、織物、食器、ひいては造園、照明、音響など、職人仕事の凝縮。
"Le Salon Paulin"(ポーランの間)
隣接する、皇帝ナポレオンの退位に関する署名がなされた"Le Salon d'argent"(銀の間)とは対照的な構造と色使い、質感…。
銀の間からポーランの間に向かって。

以下、大統領府サイトでも仮想訪問できます。

17日は元研修先の省を訪問。(参考:「研修109日目」)
かつての変わらない仲間が正門前で案内役に駆り出されていて、私を見つけるなり一杯飲んで行けと、変わらない様子で迎えてくれました。

ロダン美術館周辺の省庁街は歩行者天国状態。

省での研修は、一年前までのたった半年のことでしたが、さまざまな出来事が当時の気持ちと対になって思い起こされました。

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