研修69日目
▲Quai Anatole France アナトールフランス通り(7区)
22時半ごろ。夕焼けに照らされたセーヌ川です。
個人の好みとは別に、周囲との比較で決められる役割があります。
研修先の見習いの少年少女と私は、私と同じ学生の立場です。
シェフが私たち三人に振り分ける作業の内容は、多少なりとも偏りがあります。
全体として良い成果を出すという視点に立てば、互いに他の二人より秀でている作業に特化するのが効率的です。暫定的に他の二人より秀でている作業がなくとも、その人が最も得意な作業にとりかかるのが生産的です。
効率を求めた結果での分業ですが、研修生からしてみると結果的に各々の得意不得意ひいては個性を知ることに繋がっている気がします。
こうして調理場には、世界的な協業に似た縮図が垣間見えます。
■指摘されたこと(7月12日)
・火の管理のこと:動作
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