ここ最近のエンタメ、自分と同世代くらいの人が、時代を取り戻すかのようにやってるなぁと。

僕が応援する大西亜玖璃さんが所属していたPrima Portaのライブのライブを観に行きました。

なかなかの倍率だったようで、このライブでPrima Portaを卒業する大西亜玖璃さんの、
最後のステージを観れて良かったなぁと。

にしても、ここ最近のエンタメ。
いよいよ僕とか、その周辺世代の人たちがエンタメ制作の最前線に立ち始めたからか、
「あー、そりゃそういう作りするよなぁ」みたいなものだらけで、
ちょっと笑ってしまうんですよね(笑)いや、良い意味で。

テレビなんかでも、このタイミングで「今宵の月のように」を何回聴くんだ?って思いません?
もしくはオザケンとか。
相川七瀬とか、その内ル・クルプとかもう一回再フューチャーされそうな勢いですね。

さてはて、今日のPrima Portaのライブでもカバーコーナーがあったのですが、
なかなか攻めた選曲だったわけですよ。

・青い珊瑚礁(松田聖子)
・春一番(キャンディーズ)
・DESIRE-情熱-(中森明菜)

などが選曲されていたわけですよ。
このあたりの楽曲、もちろんダイレクト世代ではないんですが、
「伝説だったらしい」ということを知ってる世代にはなるんですよね。

つまり、今、制作に関わってる世代って、
「伝説だったらしい時代」に憧れてものづくりをしているわけです。

消費癖が付いた時代の中で、
そうじゃない普遍的なものがあることを信じているわけです。

ドラマも、音楽も、今まさにその時代のリバイバルだらけで、
それがこの時代を生きる若い人にどれだけ響いているかわからないけど、
「これが本物なんだよ!」って、制作陣がそんな裏テーマを持ちながら、
ものづくりをしているのだとビシビシ感じます。

これは、僕の世代のエゴなのかもしれないけれど、
本物は確かにある、それを無理矢理でも押し付けたい。
そんな願いはある。

ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします! なんでもひとつ、願いを聞くくらいの気持ちはあります(笑)