鬼滅の刃にハマる前の話

映画が公開され、おそらく社会現象なのでしょう、鬼滅の刃。
そんなにも流行っているなら観ないといけないのですよ、鬼滅の刃。

ただ、僕みたいに、
「鬼滅の刃、なんか観る気にならないんだよなぁ」という層、
確実にいると思っています。
なんなんでしょうね、この不思議な感情。
別に観たくないわけでも、もちろん嫌いなわけでもなくて、
なんならせっかくこんなに流行っているなら、自分もがっつり乗っかりたいと思うのに、
なぜか身体が動かない感じ。

でもまあ、これから頑張って観ようと思うわけです。
なんならハマりたいとも思ってるわけですよ。

これから先ハマると信じつつ、
なぜ現時点でハマれてないのか考えてみました。

ちなみに僕の現在の「鬼滅の刃」歴は、

漫画:未読
アニメ:2倍速で5話まで

なので、全然頭に入っていません。

先日一話から見直したのですが、一話のAパートで見るのを止めました。
ですので、僕の知ってる禰豆子は、まだまだガンガン喋ってましたよ、ええ。


■第一話が雪山から始まるのがしんどい。


雪山の足元描写から始まるのって、なんか掴みが悪くないですか?
そもそも設定とかも知らずに観る場合、
「これはこういう話です!」っていうのが欲しかったりするんですよね。

”ここは、新宿歌舞伎町”から始まると、世界観が一瞬でわかるわけですよ。

時代背景もわからない、ファンタジーかどうかもわからない。(まあそれくらいはわかるんですが)
そして雪山スタートとなると、
もうこっちの持ってる知識でいえば、
雪見草を取りに行ったらディがレックスに遭遇するくらいのものしかないわけです。


■開始10分で特に進まない物語

いや、そんなこと言い始めたらひぐらし観れないぞ?って話なんですが、
開始から物語進むテンポが、観てる側よりも少し遅いんですよね。

ようするに、
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」
を最初に時間を掛けてやってる感じが、そこそこ見てて疲れちゃうんですよね。

■なんかコンビニとかでキャラをいっぱい見かける

これはまあブームなので仕方ないのですが、
コンビニとかで鬼滅のキャラをたくさん見るんですよね。
「鬼滅にハマると、このキャラ全部覚えなきゃいけないのかぁ」
というのが、シンプルに心を重くします。

■ワンピースにハマれなかった自分が、鬼滅の刃にハマれると思えない

いや、ほんとこれは結構深刻な問題で、
僕らの世代にとってジャンプとは、ドラゴンボールであり、スラムダンクであり、幽遊白書、るろうに剣心なわけですよ。
その下地があるから、バガボンドもハンターハンターも見れたり、
ヒカルの碁からデスノートを楽しんだりできたわけですよ。

そこに現れた、ワンピース、ナルト、ブリーチあたりに結構置いてかれた世代っていると思っていて、
逆にその漫画が刺さった人たちが、鬼滅の刃に流れているのではないだろうか?
とか思うと、「自分には鬼滅の刃は合わない気がする」とかなるわけです。

■みんな鬼滅の刃を「観た」とはいうけど、それ以上がない。

例えば、ドラゴンボールを観たことない人でも、「かめはめ波」は知っていたり、
エヴァを観たことなくても、「逃げちゃだめだ」くらいは知ってるものなんですよ。

鬼滅の刃に関しては、それが全然ないんですよね、現状。
”なんとかの呼吸”がそれにあたるんでしょうけど、ちょっと使い勝手が悪いのか、
”倍返し”ほど日常生活で耳にすることがないんですよね。

社会現象になると、「知らないけど知ってる」が出てくるものなのですが、
現状それがないので、つまりは”知らないと話題についていけない”ということがないんですよね。


■とにもかくにも

まあ、ただの難癖レベルの話なので、つまりは普通に観ろって感じですね。
アマゾンプライムにもあったので、おとなしく観たいと思います。

ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします! なんでもひとつ、願いを聞くくらいの気持ちはあります(笑)