プレミアリーグ 第3節 ニューカッスル vs マンチェスターシティ
Date
Plemier League 3rd Game
Newcastle United vs Manchester City
2022/8/22 0:30 K.O
ST.Jame's Park
過去の戦績
ここ5試合は、シティの全勝。
そのうち4試合は、4点以上取っている。
最後に、ニューカッスルに負けたのは2014年のカラバオカップだそう。
その他、この対戦に関する情報は画像をクリックして、FotMobのサイトより、ご参照ください。
Line Up
前節、ボーンマス戦からスタメンは
ルベン→ストーンズ
マフレズ→ベルナルド
ベンチは
ムベテ→フィリップス、エスブランド→ゴメス、デラップ→パルマ―
の変更があった。
前節ボーンマス戦から、中8日。
この試合が終わると、バルセロナとのチャリティマッチを行う。
前半
シティは、いつものように2-3-5のような立ち位置を取ったと思う。
カンセロ、ウォーカーがロドリと並ぶ形。
ニューカッスルは、4-3-3というか4-5-1の形で、シティに対し右のアルミロンを前に出してウィルソンと並ぶ形。数字的には4-4-2になっていたと思う。
ストーンズとアケに対し、ウィルソンとアルミロン。
ウォーカー、ロドリ、カンセロには、ジョエリントン、ギマリャインス、ウィロックがついていた。
5分 シティ先制 0-1
シティのビルドアップにて、ギュンドアンが拾い、右サイドで張っていたベルナルドへサイドチェンジ。
ベルナルドが運び、クロスにまたギュンドアンが受け、決める。
シティCB+ロドリで回し、ウォーカー、カンセロが捕まっていたが、ギュンドアンが拾いに降りてきたことで前進が出来た。
ニューカッスルからすると、ロドリが下りたことでギマリャインス、ウィロック辺りの担当のマークがずれたのか、下りてくるギュンドアンに対応が遅れたのがきっかけに思えた。
ベルナルドのクロスの際、トリッピアーは大外のフォーデンが気になり、シェアは目の前のハーランドを見ていた。
その間に入ったギュンドアンが浮き、クロスがピッタリ通った。
ニューカッスルは、1TOP+アルミロン+ジョエリントン、ウィロック(ボールサイドのSH)、ギマリャインスの5人で嵌めに行くため、間延びしやすくなっていたと思う。
シティはその5人に対し、2CB+両SB,ロドリの5人に、ギュンドアンあるいはKDBが下りてきて、数的優位を作った印象。
20分 アケ→ルベン
負傷交代
アケは、開幕から気を利かせた縦パスや、安心の守備対応を見せてくれていただけにとてもつらい交代。
27分 ニューカッスル同点 1-1
シティのゴールキックか、CBからのフィードかが、右WGのベルナルドに通らず、サン=マクシマンにボールが渡る。
サン=マクシマンのクロスは、ルベンとカンセロの間に入り、そこにアルミロンが反応し、同点。
サン=マクシマンに対応したのは、ウォーカーとロドリだが、切り返しに対応できなかった。
カバーリングには、ストーンズ。しかし、ボールは彼の頭上を通された。
ルベンは、ニアのウィルソンをマークするも、ボールはファーに流れる。
カンセロが戻ってくるのが少し遅かった、あるいはもう一つ詰めて対応すべきだったかもしれない。
35分 ニューカッスル逆転 2-1
ニューカッスルのCBから、ジョエリントンへロングパス。
ジョエリントンとウォーカーの競り合いのこぼれ球が、サン=マクシマンに渡る。
サン=マクシマンが運び、ウィルソンが受けフィニッシュ。
シティはこの時、フォーデン、KDBで相手両CBを。ハーランドがギマリャインス。ベルナルドが左SB。ギュンドアンがウィロック。アルミロンにロドリがついていたように見えた。
これだと、ジョエリントンとサン=マクシマンの二人をウォーカーが見ることになりそう。
これで、ウォーカーが少し競り合いに遅れたのか、うまく跳ね返せなかったことでサン=マクシマンに広大なスペースとボールを渡してしまった。
前半終了 ニューカッスル 2 - 1 シティ
シティは、最終ラインがある程度相手と距離があると、縦パスやサイドに出して前進しやすそうだったが、距離が近いとパスコースの角度がきつくなる分引っ掛かりが多くみられた。
エデルソンに下げるなりして、もう一回立ちなおしたり、WGが下りてちょっと保持しては返すみたいなプレーがあれば、行ったり来たりの展開にはならなかったと思った。
いくつか、ハーランドの抜け出しに合わせたパスも出たり、チャンスはあった。
シティ、1点ビハインドで後半へ。
後半
両チームとも、メンバー交代は無し。
54分 ニューカッスル追加点 3-1
サン=マクシマンのドリブルを、ストーンズがペナアーク付近でファールで止める。
FKのキッカーは、キーラントリッピアー。
これを沈め、シティを突き放す。
ここに至るまでに、中継ではどんな流れかは分からなかった。
なので、考察する部分は、ストーンズのチャレンジにあると考える。
個人的には、飛び込むべきでは、なかったと考える。
シュートモーションでもなければ、フェイントにかかったようにも見えなかった。
サン=マクシマンは、相手が足出して来たら瞬時にボールを遠ざける技術がある。
あのまま、ディレイ出来ていれば、ゴールから遠ざけることもできたと思う。
シティ 修正?
自分が気づいたのは、58分頃。もっと前からそうだったかもしれない。
カンセロは、シティCBが持った時は、出来る限り外にいるようにしたと思う。
ウィルソン、アルミロンで、2CBを、ウィロックが中に来るカンセロを見ていたと思うが、外にいるので浮いた形になり、CBのパスの選択肢が増えたと思う。
61分 シティ 1点返す 3-2
シティのCKが連続する中で、2本目右CKでは、ショートを採用。
ペナ角より少し遠いところから、KDBがファーへクロス。
ロドリかルベンの折り返しを、ハーランドが押し込み決める。
CK1本目は、そのまま中に。2本目は、ショートで深さから、ペナ角→大外のファー→折り返しをハーランド。
目まぐるしく、色々な状況を作り相手を混乱させた。
61分と38秒付近~ 中→中→中
相手の1列目と2列目の間で、ロドリがエデルソンから受けて前を向く。
さらに、2列目と最終ラインの間にKDBがロドリから縦パスを受ける。
そして、ハーランドの抜け出しを中央からスルーパス。
惜しくも決められないが、たった10秒で決定機を作り出した。
この時、アルミロンとウィロックが前残りしたことで、ギマリャインス、ジョエリントン vs ロドリ-KDB-ギュンドアンの、2 vs 3になった。
この、中央から攻撃は今季シティは何回も見せている
開幕戦のPKゲットも、ロドリ-カンセロ-ギュンドアン-ハーランドの中央突破。
ボーンマス戦の先制点も中央のギュンドアンへウォーカーが差し込んだりと。
ハーランドが居るため、より早く裏抜けさせるには、KDBやギュンドアンと近くにいることが必要で、それには縦→縦→縦が一番手っ取り早いのかもしれない。
65分 シティ同点 3-3
これは、何が起きたんでしょうか。よくわかりません。
ペナアークより少し後ろで、KDBがパスを受ける。
そして、ペナスポットを目掛けてパス。
”それ”に反応したのがベルナルド。
「あっ」という間に、GKと1対1になり決まった。
このパスコースには、4人か5人くらい相手がいたと思うが、なんで見えたんでしょうね。
そして、なんでベルナルドも普通に受けられるんでしょうか。
「職人2人で決めました!!!」と下田さん。
その通りだ。
「寒気がしました」と戸田さん。
ほんとに寒気がしました。
シティは、二点目から約5分間で追いつきました。
68分 修正の効果?
カンセロが開き、さらにフォーデンが下りる。その横にはギュンドアンがいてよい距離感が生まれた。
そこで、ルベンからカンセロが受け、逆サイドへサイドチェンジ。
ハーランド、KDBが裏抜けする素振りを見せたことでベルナルドがフリーに。
これで、押し込むことが出来た。
FT ニューカッスル 3 - 3 マンチェスターシティ
ハーランド含め、何度か決定機を作るも、ポープがこの試合は最後の砦となり、中々崩せなかった。
シティは、序盤からビルドアップに苦労するシーンも垣間見え、その引っ掛かりが、行ったり来たりの展開を生んでしまった。
さらに、ウォーカーは、サン=マクシマンやジョエリントンなどの対応に追われ、止めきることが出来たとは言い難い。
左は、カンセロが開くことでなんとか修正はできたものの、右はストーンズが持った時はあまり解決できなかった。
また、ルベンは右利きであるがゆえに、左側にギュンドアンが下りてきてもそこに出せないのは気になった。
左利きのアケを失ったのはかなり痛かったかもしれない。
ただ、アウェイで異様な空気間の中、よく追いついたと思う。
今季から、また新しいことにチャレンジしている中で、うまくいかないことはしょうがない。
どんどん試合を重ねるごとに、スムーズにできるようになることを願おうと思う。
Stats
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