プレミアリーグ 第5節 マンチェスターシティ vs ノッティンガムフォレスト
Date
Premier League 5th Game
Manchester City vs Nottingham Forest
2022/09/01 3:30 K.O
Line Up
前節クリスタルパレス戦から
デブライネ→ギュンドアン マフレズ→アルバレスの変更
アルバレスは、プレミアリーグ初スタメン。
デブライネは、今季リーグ戦初めてのベンチスタート。
前半
フォーメーションや配置というのは色んな見え方があると思うが、私はこのような配置が見えることが多かったため、3-4-2-1という並びにした。
ハーランドの近くに、ハーフレーンを取るフォーデンとアルバレス。
フォレストは、5-3-2あるいは5-4-1。
ギブス=ホワイトが出来る限りジョンソンの近くに居て、カウンターを狙っていたでしょうか。
3CBとロドリで回しながら、カンセロやギュンドアンで相手3CHの端をとり、ハーランドやアルバレスが真ん中に立つことでルートを作る。
そうして相手3CHを固定させながら、相手2TOPの脇から前進していた。
特に、ルベンの運び出しは良く見られたのは以上のことが要因だと考えます。
そこから前進しつつサイドチェンジを挟み、
相手の3CHのスライドより早く展開して、ベルナルドでさらに深く運んでもらう。
それで、相手陣地で試合を過ごすための運びをしていたと思います。
12分 シティ先制 1-0
左CKをショートで始める。フォーデンのクロスにニアで合わせたのはハーランド。
ハーランドのスペシャルな動きなおしで相手より早くボールに触れた。
ハーランドにとっては、左斜め後ろからボールがくる格好になり、それを左足で振るのは相当凄いと感じた。
フォレストは、2TOPとCHのサイド二人を前に出してプレスをかけるが、シティは、3CBと、ギュンドアン・ロドリ・カンセロの3-3で運ぶため、うまく規制はかけられていないように感じた。
23分 シティ追加点 2-0
ヘンダーソン→ロディのパスをベルナルドがカット。
相手のライン間にいたアルバレスに渡す。
アルバレスがギュンドアンに落とし、ギュンドアンはワンタッチでハーランドへ。
そこから、ハーランド→フォーデン→ハーランドと結果的につながる。
アルバレスにボールが渡った時に、クヤテがハーランドを捨てて食いついてきたが、アルバレス→ギュンドアン→ハーランドでかわす。
それにより、一つずつ浮く形になったのがきっかけ。
その後、フォレストはシティのビルドアップ時に、オブライエンを少し上げて前線3枚にすることで、シティCBの運びに規制をかけていた。
オブライエンが上がった分、浮くギュンドアンにはCBのマッケンナがプレスをかけにきて、シティが困った状態になったのが2点目が決まった直後くらいからだったと認識している。
ただ、CBはよっぽど前に上がることは相当危険であるため、ギュンドアンは自分のマークが変わったことに気づいてからは、オブライエンの後ろ、かつマッケンナが来られない位置に立ち始めた。
プレスは圧力を与える一方、持ち場を離れることでありまさに表裏一体だなと感じる。
38分 シティ追加点 3-0
コーナーのこぼれをベルナルドが拾い、カンセロに預ける。
カンセロのスーパーパスから、ファーのフォーデン→ストーンズ→ハーランドでフィニッシュ。
コーナーの時は、シティは全員マークされていたが
カンセロが挙げるときにはファーに、キッカーのギュンドアンと中には入らなかったフォーデンも加わり、フリーになっていた。
横→横→真ん中と相手を揺さぶり見事なゴールだった。
前半終了
相手の立ち位置に対応し、生まれるスペースを理解しながら前進そして、保持が出来たと思う。
流れから得点は生まれなかったが、セットプレーから2発、相手のミスから1発で確実に仕留めた。
ニューカッスル戦、クリスタルパレス戦と試合のコントロールに課題があったが、それを克服し見事な前半だったと感じた。
後半
両チームともにメンバー交代なし
50分 シティ追加点 4-0
ベルナルドが敵陣右サイドで、ロディとの1on1。
そこからペナ内に侵入し、マイナスのパスにカンセロ。
ペナアーク付近で受けたカンセロが右足を振り、見事なシュートが決まる。
ベルナルドに至るまでの流れは
ビルドアップで、ギュンドアンが前にでるオブライエンの後ろを取り、ボールを引き出して前進。
ギュンドアンがサイドのベルナルドに渡す流れだった。
これは、前半から散々やって来た形が、実ったと言えるでしょう。
フォレストは、マイナスの管理を怠った気がしないでもないが、あれくらいの時間とスペースがあればカンセロは決める。
54分 ロドリ→マフレズ フォーデン→パルマ―
ロドリのいた場所にベルナルドが入り、右にマフレズ、左にパルマ―。
65分 シティ追加点 5-0
3CB、ギュンドアン、その他6名という、3-1-6みたいな状態。
相手5バックに、6人をぶつけた。そんな状態。
ウォーカーがマフレズに目掛けて蹴り、マフレズが競り勝つ。(正確には相手の処理ミスを拾った。)
マフレズの横にいたアルバレスが縦に抜け、そこに送る。
アルバレスが沈めて、5-0。
マフレズの競り合いの際、ギュンドアンとベルナルドがカバーに入ったものの、パスがハイボールだったため相当リスキーなことをしたと感じる。
しかし、その分5点目というハイリターンを得た。
ベルナルドは、割とギュンドアンとは縦関係になる機会が多く見える。
68分 カンセロ→ゴメス ハーランド→デブライネ
ギュンドアンアンカー、デブライネ・ベルナルドでIHっぽい働き。
75分 ストーンズ→リコルイス
ウォーカーをストーンズの居たところへ。
リコルイスが右SBっぽい立ち回り。
87分 シティ追加点 6-0
フォレストのシティ陣地FKが壁に当たり、セカンドをウィリアムズが対応するも、デブライネが搔っ攫い、カウンターへ。
デブライネの右には、マフレズ。左にはアルバレス、パルマ―が上がってくる。
マフレズに渡り、シュートが防がれるが、こぼれ球をアルバレスが拾いきっちり決めて6点目。
FT 6-0
シティがホームで6発。昇格組から点差をつけての勝利となった。
シティは、相手の形からやるべきボールの運び方を理解し実行。
途中対策を取られるも、その対策を取り、課題であったゲームコントロールもできた。
さらに、好調のハーランドに加えて、終始献身的なプレーを見せてくれたアルバレスに得点が生まれたことは、チームにとってとても喜ばしいことだと思う。
常に優位に運び、ミッドウィークの試合を勝利で飾った。
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