新しい相棒について(期待外れ気味…w)
2月18日だったかな、新しい相棒「初代クロスカブ」がやってきたのは。
買ってきて早々、LEDランプを交換⇒即破壊!wとなり、最初からなんか不穏な空気を孕んでいた彼だが、先週の土曜日は初めての“プチツーリング”に出かけた。
午前中、いろいろ用事をこなした後からなので、午後になってからのスタートということ。
佐倉から酒々井・成田を抜けて51号線を北上し、利根川のほとりまでの約50キロを往復したわけだ。
この道は佐原に続いており、利根川の手前を右に折れると香取神宮にたどり着く。
近い割には結構な観光地でもあるので、楽しみにしていた。
真冬の風が強く吹いていた土曜日の午後だったが、佐原の街にはかなりの観光客がいて、話題のお店?の前には行列もいくつか出来ていた。少しはお客さんが戻ってきたのかな?
それにしても、佐原の街中の道の複雑さといったら、とんでもなかったぞ。
道が細いし曲がりくねっているし、一方通行だらけだし、
思い描いた方向に全然行けなくて、悶絶したわいwww。
前回はクルマで来て、ゆっくり歩き回ったので、今回は通り抜けだけ。
メインストリートを通り過ぎると、じきに「香取神宮」の看板が見えるようになってくる。
近所の鹿島神宮とセットで語られることが多いが、香取神宮は初めての参拝だ。
佐原の川筋から2キロほど銚子方面に進むといきなり巨大な鳥居が出現し、その奥に香取神宮の門前町の店並みが現れる。
バイク置き場は特に無かったので邪魔にならないところにバイクを止め、そこからは徒歩の移動となる。
そうそう、出かける前に例のLEDランプなんだが、ヘッドライトだけリベンジとして新しく仕入れた“直交流併用タイプ”のLEDを入れている。高回転域も含めたいろいろなエンジンの状況下でも対応出来るのかどうか、再度“全消灯”状態で帰ってくるのか(^^;)。
そんなわけで、ヘッドライトも気にしつつのツーリングとなった。
で、香取神宮。
結構いい。
山一つがまるっと神宮という佇まいで、参道からして山に入っていく、という気が漂う一種独特の風情がある。
まあ、クルマや観光バス等でスルッと来るとあまり感じないかもしれないが、真冬の寒風をかき分けてバイクでやってくると、結構「来たな~」と感慨があるものだw。
長い参道を過ぎて10分ほど山を登り、何回か山門をくぐり、奥の方にようやく本殿が御出座しになる。
なかなか巨大で荘厳な雰囲気の社殿である。
あまり飾り付けも豪華ではなく、地味ながら迫力満点。
いかにも“力のありそうな”趣がある。周りの木々の年を重ねた貫禄もその印象を後押しする。
なんとも“パワーありそう”なイメージというか「気」を感じるスポットだった。
落ち込んだ時などには、良いかもしれない。
鹿島神宮は割りと到達難易度は低い気がしたが、こちらはそこそこ高かったかな。
でも全然行きにくいことはないと思う。ぜひ行ってみて下さい。
その後はすぐ横を走る県道55号線を旭市方面に走り、千葉県道・茨城県道44号成田小見川鹿島港線を右折して成田方面に戻ってきた。
クロスカブ号、まあまあ快調に走っていると思われる。
パワーは下道では必要にして十分な感じで、後ろから煽られることもなく走れている。最低限、だけど…w。
ただ、やはりシフト・チェンジなどはまだまだ思うようにならず、何回かギヤポジションがわからず右往左往するシーンもあった。
全く…、このパターンはなかなか慣れん…(´・ω・`)。
特に止まる時だね。
キチッとエンブレを効かせながら3速・2速と落として行って、交差点でローを出しておけば発進も非常にスムーズに行えるのだが、それを忘れてたりすると、もう大慌てだ(^^;)。
わかっちゃいるのだが、なかなかこれがうまくいかん。
また、一回ポジションを見失うと、一度ニュートラルを探してギヤをガチャガチャ替えまくり、ようやくニュートラルが見つかって、その後ローにシフトし直すという、とってもじれったいルーチンが待っている…。
しかも勢いで、ローではなく4速側に踏み込んじゃうことも結構多いので、またまたイライラさせられる。
ブレーキも、やはり効かない。
ハーレーよりも効かない気がする。
その前のKTMのDukeに比べると、信じられないくらい効かない…。
特にフロント。付いて無いの?って思っちゃうくらい。
まあ、これも慣れの問題なのか?
ほとんどスピード出ていないのだが、それにしても効かないということは、相当だw。
う~ん、もう少し頑張ってみるが、この感じが続くと案外早く“お別れ”はやってくるかもしれないな…。
ま、やはり人間“額面通り”でもうまくいかないことは多い。
“わかっちゃいるけど…”ってやつだ。
ギヤポジション・インジケーターを付けたからと言って、必ずしも解決する問題ではない気もする。
一番大切なのは、「カブが好きかどうか」だろう。
残念ながらぼくは、このもっさりしたバイクをまだそれほど好きではないみたいだ。
そうそう、期待していた燃費だが、よくYoutuberさんなんかが「リッター70km以上走りました!」なんて言っているので楽しみにしていた。
しかし、意外というか、思いの外よくない。
トリップメーターすら無いのではっきりはわからないが、
今回は約55km/lと、ビックリするほどは走ってはくれなかった。
確かめてはいないのだが、フロントのスプロケットはどうやら15Tあたりが付いていると思われる。ローはそれほど使いにくくはなく、登坂性能もそこそこある。
しばらくはこのまま行く予定だが、そのうち考えてみよう。
ちなみに、リベンジLEDは大丈夫!しっかりと点灯し続けていた。
しかし、あまり“高性能”というわけではなく、昼間は曇り空の下だと全く点いていることがわからんし、夜もそれほど明るい感じはなかった。
やはり補助灯が必要だろうか?
ま、夜走る可能性は、今のところ少ないのだが。
そんなわけで、
ここまでのぼくのカブ号への思い入れは、早くも萎みがちではある。
まあしかし、今後どんな展開になっていくか、
一抹の不安もありつつ、何より楽しんでいければと思う。
う~ん、なんか微妙だ…。
こんなにも早く、嫌気がさすバイクも、珍しいかも…w。
ま、その内ルンルンしながら走り回るようになるかも…、だけどね。
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