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写真集

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フィルムカメラ(オリンパスOM-1、ペンタックスMX、キヤノンAE-1、コニカSⅢ、ニコンEL)で撮影した写真たち。
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#オールドカメラ

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今回のその他写真

【写真】友部正人&矢野絢子のライブへそして高知県立美術館にて

4月16日、高知市は喫茶Spoonにて、友部正人×矢野絢子の2マンライブ「さみしがりの言葉たち」があった。 それは京都のライブハウス磔磔でのこと、友部正人手作りのポテトサラダ付きにまんまと釣られて高知から京都までわざわざ飛んだ日に「高知から来ました」とCDとサインを貰うときに伝えると、「こんど高知でもやるよ」と友部さんの言葉がきっかけだった。 後日、友部正人公式ページを見てみると、矢野絢子と共演するという。これは行かないわけにはいかない、そう思った。 このふたりのアーテ

モノクロームに踏み入る

今回の写真はフジのモノクロネガACROSSⅡを使用してみた。1ヶ月ほど前に撮影したものになる。 これまでモノクロフイルムは避けてきたけど、魅力があることに今回気づかされた。データ保存してるので、なんとなればカラーネガでもモノクロにはできるんだしと思っていたけど、たぶんそれでは出せない味がある。 陰影がキリッとしていてよい。勝手にかっこよくなってくれる。 ちょっとモノクロしばらく使ってみようかなと思わせてくれた。沼。 地元の砂浜を歩いた。以前にも写真にしたところで、ちょ

隙間に入り込む(写真日記)

このごろも、カメラを持ち歩き昼休みと夕方にぶらぶらとする。 飲食店を出てから本来の時間となる。商店街を突き、路地裏を抜け、建物のあいだに通用口を見つける。これらは車で走り抜けると直線的に切り裂かれていく視覚であり、歩行、散歩はそれ自体ひとつの現在へと志向する仕草である。 ミラーが脱落したニコマートELを手に散策する。私には目測距離が分からぬ。腕を被写体に伸ばし、指先でだいたい70cmの深度という感覚と、それでも分からなければ被写体まで一度歩く。一歩がだいたい60cmだろう