20代向け SES企業の選び方(1)

こんばんは。真面目というか、Twitterでちょびちょび出してても仕方ないような話をダーっと書いて欲を発散してつぶやかないことにするのが狙いの記事です。

一応、しがない中小企業に務める20代会社員の偏った見方であるという予防線は張らせてください。

テーマは「SES企業の選び方」です。

そもそも業界的におかしい部分というか、冷静に考えてみるとあんまりやらないほうがいいんじゃないかなあ、としか思えない部分がたくさんありますが、これからやってくるであろう就職難(僕もそうでした)でSESをやらざるを得ないような人が出てくるんじゃないかなあ、と思います。底辺文系卒でも仕事ができれば他の底辺文系よりはもらえるぐらいにはなりますが、たぶん普通の大学を出て普通のデスクワークをしている人のほうが絶対に給料がいい・・・

つまり、そういう人以外はSES以外の自社開発なり事業会社なりに入ったほうが良いと思います。給料もすごい高いってわけじゃないし、なにより会社によっては人生後半になってからの伸びがあんまりよくない・・・

はい、前置きはこのあたりにして、主題に入っていこうかなと思います。

そもそもSESとはなんぞや、というところについては、Googleで検索して有名所のブログを見ればきっとわかります。一言で言うとたらい回しの人貸しです。それでもこれしか選択肢がないんじゃ!という方はぜひご覧頂ければと・・・

1.取引先を見る

これはすごい大事なことだと思います。就活中とかは意識も低かったのでぶっちゃけあんまり意識してなかったのですが、この業界にはものすごいでかいピラミッドがあり、うっかりそこの底辺に入ってしまうとリカバリーにとんでもない時間を費やすことになってしまいます。
だいたいこの業界の金の流れとしては

ユーザーさん(たとえば銀行だったり、小売だったり、事業を行っている会社)

ユーザーさんのシステム会社←ない場合もあります

でかいベンダー(いわゆる大手SIerというやつ)

中堅ベンダー(たまに挟まってない。2000~3000人ぐらい)

中小ベンダー(100~300人ぐらい)

零細・個人事業主・派遣・フリーランス←③からは直で受けられないような決まりになっていたりする(たまに④からも)

という感じです。自分が見てきた例なので全部が全部こうじゃないとは思いますが、大手企業のシステムの例はだいたいこんな感じでした。
さて、こういう流れがあるなかで取引先を見ていくと・・・
察しのいい方ならお分かりかとは思いますが、主要な取引先が⑤で固まっている会社があります。
自分も最初はこういった会社に入ってしまいました。(面接があまりにもヒドかったのでロクな所に受からなかった)
結論から言うとこの中で這い上がろうとしても限界があるのでおすすめできません。
運良く上流から食い込める場合もありますが、よほどデキる人じゃないかぎりアーキテクチャの設計などは任せてもらえないので雑用がメインになります。
自分のように面接に落ちまくる人におすすめしたいのは④~⑤のあたり。運が良ければそんなに話せなくても受かったりします。あとはそこでリーダー経験を積んで、転職して③~④を狙っていけば良いかと思われます。④~⑤ぐらいだとそこそこ人間ぽく暮らせる待遇の所が多いです。
いくらコロナで需要が減るといっても日本のIT人材はアホみたいに不足しているので間違っても中小ベンダーからしか仕事を受けられないような所には行かないようにしたほうがいいです。さんざん抜かれてスカスカになった金をワンマン社長と奪い合うようなくだらない仕事になってしまうので・・・(高還元を謳っているところもありますけどね)

さらに見たいところはあるのですが、眠くなってきてしまったので一旦(1)として終わりにします。続きはまた今度書きますので・・・

それではまた。


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