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自分が設定した自分になっていく人とならない人

30、40代のはたらく女性にむけて
ヨガでしなやかな身体づくりを
瞑想で自分らしく生きるメンタルを整える
ヨガ・瞑想講師の石橋林子です

ヨガ講師がコーチングスクールに入って
学びと実践に七転八倒のしている様を、
素直につづります

今日はコーチングスクールに入る前に感じていた指導においての悩み
そこから今現在、学びの中で感じていること、
理解が深まったことについて
書いてみようと思います


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なかなか変わらない生徒さんの指導の悩み

わたしは1年半前、コロナ休業をきっかけに
ヨガの先生から『ゴール理論』を教わりました

認知科学という学問をベースにした脳の使い方に衝撃を受けて、
はじめはヨガと瞑想の先生のコミュニティーで
『ゴール設定』や『エフィカシー』など
(エフィカシーとは、未来のゴールに対する自己評価のこと)
マインドの基礎を教わってきました

専門用語やカタカナ、難しい用語がたくさん出てきて
これまで学んできた身体やヨガのこととは全く異なり
宇宙語か?はて?と
チンプンカンプンな状態

何度も繰り返し聞いたり、
同じ概要を多方向から勉強する中で、
少しずつ理解が進んでいきました

その先生は瞑想のスペシャリストでもあったので
瞑想を科学的観点からも教わることができました

自分のマインドをクリアに静かに落ち着かせるためだった瞑想が、
トランス(変性意識状態)に没入し
望む未来をヴィジュアライゼージョンしていくものになり
瞑想の質そのものが変化していきました

瞑想が変化すると、
望む未来がやってくる感覚
現実創造のスピードが上がりました

その中で、コーチングスクールの学校長との出会いもあり
1年半で本当にさまざまなことが変わってきました

具体的にいうと
ちょうど約1年前にスタジオ契約していたレッスンを
月間で約50本ほど終了しました

コロナ禍でスタジオ契約の打ち切りにあう方も
周りにいる中
自ら大量のレッスンを手放すということ
それまでコツコツ積み上げてきた人気クラスを終了するのは、不安や怖さもありました

しかし、不思議とこの先の未来、
自分ならやれる気がする!かならずできるはず!という謎な自信を持っていました

これがまさに、今思えば『エフィカシーが高い状態』
未来の自分に対する自己評価が高い状態だったのだと思います

1年後の今
さまざまな拘束から解放されて
自分の自由な時間が増え
自分で好きな仕事を選び、
大切なクライアントさんたちとお仕事が出来るようになり、
さまざまなチャンスが巡ってくる様になりました

他にも、自然と気づけば、
あ!達成した!
という事象が次々おこり

それらわたしが実践したことや
意識していることをクラス
集中講座、ワークショップなどで伝えていくと
生徒さんたちも続々と変化がおこってきました

長年、頑張ってもなかなかダイエットに成功しなかった方が、
あっという間に無理なく7キロ痩せて綺麗になったり

絵を描くことが趣味だった方が、
ワークショップを積極的に開いていき
東京で個展を開催するようになったり

人生を見失っていたクライアントが、
自分でまた事業をスタートさせるために行動を起こしていったり

周りの皆がイキイキと輝いて、
望む未来にむけて
前進していくようになりました

そして、みんなもれなくスッキリシェイプアップし、外見も美しくなっていきます!

しかし、
中には講座に参加され同じ様に学ばれても、
なかなか1歩踏み出す勇気が持てず、
現状維持にとどまる方もいらっしゃいます

どんどんなりたい未来の姿にむかって前進し、
綺麗に輝いていく方と
なかなか変わることが出来ない方

この違いは何なのか?
良い方向へ転換させてあげる為には、
どうしてあげるといいのか?
コーチングスクールで学ぼう!と思ったのはこんな背景もありました  

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一体なにが違うのか?

『なりたい未来の姿』
自分が設定した自分になっていく人とならない人

コーチングを学ぶ中で、これらが明確になってきました

人を内側から動かすエネルギー
行動の源となるのは

ゴールとエフィカシー


現状の外のゴールとは


ゴールとは、
本音中の本音で住みたい未来側の世界(風景)

『5キロ痩せる』や『収入を100万円あげる』といった目標ではなく
『未来はこんな風なわたしで生きる!』と本気で思えるような、
Want toに根ざしていることが必須です

そして
ゴールは『現状の外』
でなければなりません


現状とは、
今のことを指すだけでなく
今の延長線上にある将来も含んだ概念

・今のままの自分では到底達成できそうにないこと
・どうすれば達成できるのか、全く見当もつかないようなこと

で設定します

例えばわたしの場合
『自分のスタジオを持つ』というゴールをたてるすると
これは現状の中となります
今の延長線上にある、理想的な現状であるからです
現状の外とは、さらに上の抽象度で設定します

“ヨガ・瞑想・コーチングの掛け算で、
まだ存在していないサロンを展開し
はたらく女性たちが自分らしく美しく健康に生きる世界をつくる“

かなりざっくり抽象度高めですが
未来のわたしが生きていたい、
観ていたい世界です

生徒さんたちにも、
『今、無制限にお金と時間があったら、どんな風に過ごして、どんなことをしてみたい?』と
よく聞いています
(→瞑想レッスンではここを密教瞑想という手法を用いて行ったりします)

この未来側の世界を
臨場感高く
イメージできたり、
キラキラした表情でゴールについて熱く語ってくれる人たちは
もれなく軽やかに行動していきます

7キロ痩せた生徒さんも、ダイエットがゴールではなく
その先の現状の外のゴールをしっかり見ていました
結果として気づいたら無理なく痩せてた!
というわけです

エフィカシー


この現状の外のゴールを目指すためには、
エフィカシーというのが必須です

エフィカシーとは、
ゴール達成能力に対する自己評価のこと

『やれる気がする』『自分ならできるはず』と
未来の自分を信じる力
ゴールに向かって行動を起こすときには、
エフィカシーが大きな鍵を握ってきます

わたしが、スタジオとの契約を終了し、
自分でやろう!と決意したのも
ゴールに対してエフィカシーがあり、
だからこそ色んな行動がスムーズに起きて、
未来の今に繋がってきたと実感しています

生徒のみなさんを見ていても、
『本気でそれをやりたいし、わたしなら達成できるはず』と思っている人たちは
軽やかに行動を起こして、
どんどんチャレンジ、トライしていきます

現状維持バイアスが強く、なかなかスムーズに行動できない人は
『自分には無理かも』『やれないかもしれない』と内心思っていて
行動に対する無意識のブレーキがかかっていた状態でした

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内部表現を変えないといけなかったんだ!

変わる人と変われない人、何が違うのか?
指導の仕方に問題があるか、
生徒さんとの相性なのか、
悶々としていましたが
コーチングを学ぶ中で、
このように人の行動のもととなる『ものの見方』

認知科学的にいうと『内部表現』

この書き換えが出来ていなかったんだな、
と理解できてきました


内部表現とは、
脳というフィルターを通して認識している
わたしたちが見ている世界そのもので
入力と、出力の間にある『情報処理』のことです

わかりやすくいうと、
わたしの講座を受けていている生徒さんみんな
全く同じ授業、レッスンという入力があっても
それぞれの内部表現によって、
出力として現れる行動という反応は異なってくるということ

なかなか変わらないと思っていた生徒さんへは
この内部表現へのアプローチが足りてなかったんだな、と反省しています



認知科学をベースとしたマインドの使い方の
学習をふかめて
自己適用しながらコーチングスキルを身につけていきます

そうすることで、
しっかりと再現性ある形で
みんなでより輝く未来にむけて歩んで行く!

また学びの進捗を書きます



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30、40代のはたらく女性の為のヨガと瞑想講師
5歳から20歳まではバレエに打ち込み、雑誌やCM出演
その後アパレル業界でキャリアを重ねるが
30代前半、睡眠障害とパニック発作を発症
これらをヨガで克服した経験から
ヨガ講師へと転身し、現在ヨガ講師歴11年
延べ4万人の指導実績

オフライン、オンラインでのレッスン提供
ワークショップや集中講座主催
イベントや、企業や病院の福利厚生クラス開催など

仕事や人生において輝いていくために
結婚や出産、子育てだけではなく
社会で活躍することで自己表現、自己実現していきたい女性へ
ヨガでしなやかな身体づくりを
瞑想で自分軸を生きるメンタルを
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