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退職エントリー後編 ~Light Side~

前代未聞の前編・後編、
2部作の退職エントリーnote後編です。

前編であるDark Sideでは、新卒1社目の退職エントリーについて書きました。前編はまさかの有料noteです。ご購入いただいた方は当然ながら前編の方がクオリティ高いので、後編から先にお読みください。

そして後編となる「Light Side」では、株式会社インタースペースでの楽しくて仕方なかった思い出とそこで得たHRの学びを、前職に怒られない程度に振り返りたいと思いますw

2017年7月、未経験で人事になりました。

新卒1社目は化学メーカー。経営企画を2年、購買を1年経験し、社会人4年目。人事になりたい一心で門戸をたたいた第二新卒でもない私を、異業種・異職種で未経験ポテンシャル採用をしてくださったことに心から感謝しています。

部署のメンバー、上司にも本当に恵まれてエキサイティングな毎日でした。在籍していた2年9カ月、働くのが嫌だと思ったことは1度もありません。むしろ、365日24時間頭のどこかでこれは仕事に活かせないか?を考えていたと思います。

1年目、社員との信頼関係の構築

入社直後はまず社員1人1人を知る努力から始めました。過去の社内報を読んで顔と名前を覚える・毎日誰かとランチに行くはもちろん、社員から呼ばれた歓送迎会や冠婚葬祭は全部出席しました。

1年が経過したある日社内を巡回したときに、ほぼ全員が顔見知りになっていて安心感を覚えたことがとても嬉しくて印象に残っています。社員がどう思ってくださっているかはわかりませんが、私は社員全員のことが大好きです。(愛が重いw)

中でも思い出深いのが、
入社後2か月で立ち上げた「ボードゲーム部」

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当時はエンジニア職と営業職の交流があまり活発ではなかったため、気軽に交流できる場をつくりたくて始めました。私自身ボードゲームに詳しかったわけではないので、最初は社外のボドゲ交流会に参加して面白かったゲームを導入していましたが、だんだんボードゲームそのものも自分の趣味になりました。ボドゲ語り出したら止まらない…。

そして、ボドゲ部にきたらお寿司が食べれるという謎ブランディングをしたため、社内で1番部員数の多い部活にまでなりました。(完全なる寿司パワー)

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職種を超えた交流が少ないという企業は「楽しく交流できる場」を作るといいのかもしれません。

ちなみに部員の1人から「JAPANMENSAにもボードゲーム部があるらしい。戦ってみたい!」と声をいただき、MENSA会員の友人に頼んだら本当にコラボできたのは激熱でした。※その節はありがとうございました。

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社員には単なるNOだけではない次善策を

一方で何をすればいいのか・何ができるのかを学ぶため、とにかく社外の勉強会に積極的に足を運んだり、本を読んだり、人に会ったりして知識と経験の不足を埋めていました。

おかげさまで少しずつ成果が出てきて、
光栄にもメディアに取り上げていただきました。

意識していたことは、社員と「相互理解」をすること。
日々要望をいただく中で全部の希望に応えられなくとも、「言わなくてもわかるでしょ?」「できません」と冷たく返すだけでは、こちらの施策にも協力してもらえません。

「コーヒーマシンのコーヒーがまずい」と言われたときは、マシンを買い替えるのは予算的に難しいので、せめてもと10種類全部飲み比べて1番美味しい銘柄をレコメンドしたり(これは単純に楽しかったw)

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休日に動画編集を学んで、社内研修用の動画を作ったり(おかげでちょっとだけ編集できるようになって嬉しい。)

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上司の小林さんと会社の支援があり、思いつく限りの色々をやらせていただきました。詳しくは控えますが毎期10以上のプロジェクトに携わらせていただき、濃密すぎる経験を積ませていただきました。

また、本当にありがたすぎることに2期連続で全社表彰をいただくことができました(T-T)

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社員から「狂気を感じる組織改革」とコメントいただいたのは忘れません(笑)。


人生を変える人たちとの出会い

というように会社も仕事も毎日楽しかったのですが、私には人事を志した理由がありました。私が人事を通じて成し遂げたかったのは「個と組織の幸せが両立して次世代が希望を持てる社会の実現」です。

しかし人事だけでは限界があり、いつかは自分で経営してそういう組織を作る・または何かの事業を通じてそういう社会を創る経験を積みたいと考えるようになりました。

ただ、「どうしたらそれができるのか?」の手段がずっと見つかっていませんでした。

そんななか仕事の情報を収集する過程でビジネスマッチングアプリのyenta、TwitterなどのSNSを通じて本当に多くのご縁をいただきました。

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いろいろな会社の経営者の方がどんな視座で組織を見ているのかもたくさん学ばせていただき、後半1年で自分自身のアウトプットの質やHRに対する考え方もかなり変わったなと感じています。


退職の決意


そうした出会いを通じて、あるとき
「これをやりたい」「こうしたら実現できるかも」
というアイディアがたくさん出るようになったのです。

最初は会社との両立も考えましたが
今後やっていきたいことを考えた時に、

・自分の考えを今まで以上に発信していきたい。
・会社に迷惑をかけたくない。
・やりたいことにもっとコミットする時間がほしい。

と組織から外れる方がいいのではないか
と思うようになりました。


12月20日に心を決めて、
12月26日に上司に伝えました。

正直、たくさんのチャンスをくれた会社への恩を返しきれてはいないという心苦しさはありましたが、それについてはこれからの長い人生の中で返していこうと思っています。

これからやっていくこと

さてこれからですが、
1度フリーランスとして思いつく限りの挑戦をしていこうと考えています。

ありがたいことにお仕事を紹介してくださる方が複数おり、明日すぐに死ぬことはなさそうです(笑)

ありがたやーありがたやー😭


最期の瞬間に自分を肯定できるように

この話をすると「また思い切ったね」と言われることがありました。でも1度きりの人生やりたいことをやらなかったらやっぱり後悔する気がするのです。

私は常に「死」を考えています。
5秒後に死んでも後悔のない人生を歩めているか?

そして死ぬ最期の瞬間に「よく頑張ったね」と自分を認めてあげられる自分でありたい。

会社を辞めても目的なく遊ぶつもりもありません。
組織ではできないであろう経験を全力で取りに行きます。

そして仮に失敗してしまっても、その経験を持って
私の挑戦を評価してくれる企業があるなら
そこでまた頑張りたいと考えています。
なかったらそのとき考えようw

すでにコロナで震えていますが😨😨
まずは1歩踏み出してみようと思います✨

最後までお読みいただいた皆様、
ありがとうございました。

いつも応援して下さる皆様、
本当にありがとうございます。

これからも私の人生に
巻き込まれてくれたら嬉しいです!


そして何かやりたいことがあるけれど
なんとなく足踏みをしている方へ

自分で責任を取る覚悟があるのなら
挑戦してみても悪くないのではないでしょうか。

たくさんの皆様と豊かな人生で繋がれますように!




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