原曲:YOASOBI「ハルジオン」→「オデッセイ」

重なった願いのまま  
彼の地へ辿り着く  
振り返り潤んだ瞳に写った旅路  
途切れていた  

知りたくるほど  
知れなくなるもの  
ただ過ぎる日々に追い越されたの  
それでももう一度だけ行きたくて  

彼の地の誓いに頷き信じたあなたと   
夢が擦れ違う時間は過ぎる  
見えていたはずの  
未来を少し遠ざけようとした  
戻れない日々の欠片と  
彼の地の理想を  
未だになぞってしまうよ  
またあの日の旅路に目を向けている  

境界線は確かにあった  
結末なんて見たくないと思った  
それじゃあなたは  
見えない見えない  
境界線の向こうで呼んだ  
決められた旅立ちも  
本当は見えてたのに  

知らず知らずの内に  
折れ曲がった昔の写真を集め気付くの  
そこにはただ"純粋"しかない  
あなただけが輝いていた  

青過ぎる春に指先が冷えた  
あの日の記憶を胸に仕舞うの  
彼の地へ行こうと約束したあなたを  

誰にも見えない  
初めて抱いた想いが  
今もあなたと共に生きている  
手で撫でてみれば  
今も温かく愛おしい記憶と  
戻れない日々の欠片が  
映し出したのは  
信じた末開かれた未来  
もう一度歩き出す  

あの日の彼の地の誓いと  
変わらない願いと  
旅路を紡いだあの軌跡が  
燃え尽きた私と  
失くしていない未来を繋いでいく  
戻れない日々の話を創っていくんだ  
これからも、彼の地は遠退けど  
明日の旅路を目にすれば  
確かに動き出した  
未来へ  

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